産後から肩こり、腰痛、冷えがつらい…骨盤のゆがみ原因とチェック方法

スタッフブログ

産後から肩こり、腰痛、冷えがつらい…骨盤のゆがみ原因とチェック方法 2023年1月11日

武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら　らいおんハート整骨院武蔵野　三鷹駅から徒歩20分。平日・土曜日ともに２０：００まで診療しています。日曜・祝日は１７：００まで通しで診療しております。当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。

先日いらっしゃった患者さんで

｢最近、肩こり腰痛、冷えがつらい…鏡をみると猫背が気になる｣

などの身体の諸症状を訴え来院された方がおりました。

■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。

・産後体重が増え、戻りにくくなった

・昔から身体が冷えやすい特に手足はよく冷える

・育児で忙しく運動不足気味

・頭痛持ち

・猫背

■運動検査

昔から冷え性で時々頭痛がひどく、二人目のお子様を出産されたあたりから育児で疲労も溜まりやすくなり、肩こり、腰痛なども含めて様々な症状に悩むようになったとの事。最近鏡をみると顎が前に出て猫背気味になっているのではないかと心配。

もう少しでお子様も大きくなるので仕事に復帰したいのでその前に身体をしっかり良くしていきたいとのことでした。重心のバランスを身体全体からみていくと骨盤周囲の歪み、姿勢の歪みがみられ頸、腰の左右上下の可動域もかなり狭くなっていました。

ゆがみはどうして起こるの？

身体の歪みはどうして起こるのでしょうか？人の身体は２５０近くの骨によって構成され、それを覆うように筋肉がついています。筋肉はその倍以上あるといわれ、軸となる脊椎、骨盤、筋肉を基本として身体のバランスを保っています。

ゆがみは、仕事や日常生活による悪い姿勢、運動不足などにより過剰な負担、筋力の低下、産前産後のホルモンバランスの影響が原因となって起こります。歪みが生じると肩こり、腰痛、自律神経の乱れによる症状（めまい、頭痛、冷え、むくみ、不眠症）など様々な症状を引き起こします。

①姿勢の乱れ

②座りっぱなし、立ちっぱなしなど長時間同姿勢

③重労働

④運動不足

⑤産後のホルモンバランスの影響

以上が主な原因といわれています。

参考ブログ

産後の骨盤の歪みを正し美しい身体を取り戻そう！！産後の骨盤矯正のすすめ①

産後の骨盤の歪みを正し美しい身体を取り戻そう！！産後の骨盤矯正のすすめ②

身体がゆがむとどんな影響があるの？

身体がゆがみが進んでいくとどのような症状があるのか説明していきましょう。

①肩こり、腰痛、膝痛

最も起こりやすい症状といわれています。身体がゆがむことで背骨のカーブも正常なS字カーブを描けなくなり、肩甲骨周辺の筋肉や脊柱起立筋に過剰な負担がかかり筋肉が収縮し続けるので硬くなり、血液循環が悪くなり痛みが出やすくなります

②冷え、むくみ

ゆがみによる影響で骨盤周囲の筋肉が硬くなり骨盤周囲の血管を圧迫し続けるため、血液循環が悪くなり冷え、むくみを起こしやすくなります。

③O脚

ゆがみによって骨盤も傾くと股関節の位置も変わるため足の長さも変わります。個人差はありますがそれによってO脚、X脚になりやすくなります。

ゆがみチェック

①前傾タイプ→反り腰

壁に寄りかかり頭、お尻、踵をつけて立ちます。腰に手をグーにして拳一つ分が入る状態です。

②後傾タイプ→猫背

壁に寄りかかり頭、お尻、踵をつけて立ち壁から腰の隙間に指をいれようにも隙間が入らない状態です。

③骨盤の左右傾きタイプ

鏡を正面に真っ直ぐ立ち、腰骨に親指を水平にあてがいます、腰骨が左右どちらかに傾いていれば左右傾きタイプです。

当院の治療について

「肩こり・腰痛・膝痛」など長引く痛みに悩んでいる人は、姿勢の歪み、骨盤の歪みの影響があります。また筋肉が硬くなっており、血流も滞っています。

硬くなっている筋肉の中には、筋肉のしこり「筋硬結」が存在しています。医学的、生理学的根拠に基づいた当院独自の手技療法によって筋硬結を１㎜単位で探り分け、それをほぐしていきます。症状によっては、手技療法に加えトリガーポイント鍼を組み合わせます。それによって通常の５～６倍以上の効果を期待できます。

症状が落ち着いてきたら、姿勢矯正、骨盤矯正もおこない最終的に症状の出にくい体つくりをおこなっていきます。冒頭の患者さまには月８回のペースで通っていただき、２ヶ月後症状も以前の半分以下になりました。今回は「ゆがみによる肩こり、腰痛」についてのブログでした。つらい身体の症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください。