側弯症
- 子供の姿勢が悪い!
- 背骨を見ると左右に弯曲している気がする・・・。
- 左右で肩の高さが違う。
- 腰と背中の間に痛みを訴える!
側弯症とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
側弯症とは体の支柱である背骨が弯曲してしまい肩や腰、背中で体の歪みや痛みが見えるようになる障害です。
背骨は体の横から見ると生理的弯曲(S 字のカーブ)を描きますが、体の真正面から見ると頭から腰まで一直線に見えます。
側弯症の場合は真正面から見てどちらか片方に飛び出たような形状になってしまいます。
側弯症が最も多く発症する年代は思春期の子供に多くみられます。
男児よりも女児に多く見られ原因は不明とされています。
ですが側弯症の進行は成長期の終了とともに止まります。
この側弯症にも発症するポイントでの差があります。
背中(胸椎)で症状が出るもの。
腰(腰椎)で症状が出るもの。
中でも背中(胸椎)で症状を見ることが多くあります。
この症状は一般に成長期と共に終了し大人になると進行しないと言われていますが、元々の側弯症の程度が大きいものでは不良姿勢筋力低下加齢などの様々な要因により大人になってから側弯症が悪化してしまいひどい側弯ができてしまいます。
この時の側弯の角度をコブ角といい治療の目安にもされています。
側弯症の原因は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
側弯症の原因は不明でありますが最近では遺伝性によるものが強いのではないかと提言されてることもあります。
側弯症には様々な分類があります。
①先天性側弯症・・・背骨が生まれつきの形態異常を起こしている。
心臓などの臓器系に負担をかけることがある。
②特発性側弯症・・・側弯症のほとんどが先天性側弯症と言われておりその割合は約80%と言われております。
側弯症の好発年齢は思春期で特に女子に起こりやすいとされています。
ですが発症する年齢により自然治癒する側弯症もあります。
比較的年齢の低い乳幼児時期に発症する側湾症は自家矯正力の強さから自然治癒を見られます。
その他にも③筋原性側弯症④神経原性側弯症⑤疾患の後遺症として起こる側弯症・・・など側弯症には様々な分類が存在します。
側弯症の症状は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
側弯症がでるポイントで症状は少し異なりますが、主に背部痛、腰痛を見ることが多いです。
側弯症が進行してしまい弯曲が強くなってしまったものは内臓系を圧迫するため健康障害も起こしやすくなります。
(例)呼吸障害による息切れ呼吸のしにくさ、泌尿器系機能の低下、重篤な時は神経障害を伴うこともあります。
このように側弯症は弯曲の程度により、思いがけない症状を見てしまいます。
私は比較的に症状が軽い方だから大丈夫と油断してはいけません。
いつ症状の重篤化をするかわからない恐ろしいものです。
早期診断および早期治療が症状の重篤化を防ぎ予防につながります。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
多裂筋
起始 仙骨背面・後仙腸靭帯・腰椎乳様突起・腰椎横突起・頸椎関節突起(C4―7)
停止 椎骨の棘突起
作用 腰の伸展・同側への側屈・対側への回旋
支配神経 脊髄神経の後枝(C3―S3)
日常的に体を動かすことが少なくなると背骨のキワに付着する多裂筋は背骨の障害を語るうえで切っても切り離せない筋肉の一つです。
側弯症により変形してしまった背骨の際には同じように左右で緊張の度合いが大きく変化してしまった筋肉、多裂筋に大きな負担がかかってしまいます。
普段、背骨の奥や腰の奥に感じる痛みの原因は弯曲してしまった背骨が原因ではなく筋肉が原因かもしれません。
この場合は治療により痛みを軽減させ体を動かすことが快適になるでしょう。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
頭痛の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが頭に響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。