足がつる
- 夜中や朝方に足がつって起きる
- 運動後に足がつってしまう
- 普段から足が冷えていると感じる
- 夜中に足がつるので寝不足になってしまう
足がつるメカニズムって?|らいおんハート整骨院 武蔵野
まず知っておきたいのが、足がつる仕組み。「筋肉には、過剰に伸びたり縮んだりしないようブレーキをかけるセンサーが備わっています。
伸びすぎを防ぐのが筋繊維の中の筋紡錘(きんぼうすい)という部分で、筋肉が引き伸ばされると縮めと指令を出します。一方、腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)という部分は、筋肉が縮みすぎると弛緩させる指令を出します。通常ですとこの筋紡錘と腱紡錘が働き、バランスをとってくれていますが腱紡錘の働きが鈍くなると筋肉が収縮し続けてしまい、足がつってしまうのです。」
足がつる原因は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
●水分不足
水分不足になることで、筋肉の代謝が低下したり、筋肉の収縮に関係するミネラルのバランスが悪くなる事などで発生します。運動中の水分補給はもちろん、普段からこまめに飲む事が大切です。この時、お茶やコーヒーなどに含まれるカフェインを多く摂ると、利尿作用により身体から出でいってしまうので飲みすぎには注意してください。
●ミネラルバランスの悪化
上記でも触れましたが、筋肉の収縮に関係するミネラル、特にナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質が不足することで、うまく筋肉の収縮が出来ずに起こってしまいます。まずは、普段の食事からミネラル分が不足していないか確認してみてください(野菜、海藻類、豆類など)。それでも運動中につってしまう方は、スポーツドリンクなど電解質が含まれた飲み物を飲むと良いでしょう。
●筋肉疲労
運動の前後にストレッチは行っていますか?運動前のストレッチは筋肉を起こし運動前の準備にもなります。運動後の筋肉は使われているので動かした分だけ硬くなります。他にも、栄養不足や睡眠不足によっても筋肉に疲労が溜まってしまいます。運動の前後のストレッチを必ず行うようにしましょう。
●寒さ
寒くなることで筋肉が縮こまってしまったり、血行が悪くなった状態ですぐに運動を始めると、つりやすくなるだけではなく怪我をしてしまう可能性が大きくなってしまいます。まずは、ストレッチや軽い準備体操で筋肉を温めてから運動を行うようにしてみましょう。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お身体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお身体の状態に合った治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
深く関わる筋肉たち|らいおんハート整骨院 武蔵野
腓腹筋
起始 内側頭:大腿骨の内側顆
外側頭:外側顆
停止 踵骨の踵骨隆起の後面
作用 足関節を底屈、膝関節を屈曲
神経支配 脛骨神経(L4~S2)
腓腹筋は、立位や歩行などの動作だけでもよく使う部位です。
第2の心臓とも言われておりここの筋肉がしっかり働かないと足の循環が悪くなってしまいそれが結果的にむくみやつる原因に大きく関わります。
ここの筋肉を簡単に動かす運動としてつま先立ちが有名です。ピンポイントで腓腹筋の収縮を促す動作なのでご自宅でも簡単に出来ることだと思うので無理のない範囲でやってみてください。
大腿二頭筋
起始 長頭:坐骨の坐骨結節の後面
短頭:大腿骨の粗線の外側唇および外側大腿筋間中隔
停止 腓骨頭、下腿筋膜
作用 膝関節の屈曲、外旋
股関節の伸展、外旋
神経支配 長頭:脛骨神経(L5~S2)
短頭:総腓骨神経(L4~S2)
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
つる症状の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが出て響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。