半月板損傷
- 膝周りの腫れや痛み
- パキパキ音がする、たまに痛みが走る
- 膝が固まり強い痛みにより曲げ伸ばしができなくなる
- 膝に「プクッ」とした感触がある、頻繁に水が溜まる
- 階段の上り下りに「ゴキッ」とした音がする
半月板損傷ってどういうものなの?|らいおんハート整骨院 武蔵野
加齢による損傷のパターン
半月板は加齢に伴い変性をしやすい。
40代以降になると、緩やかな動きでも半月板損傷を起こす可能性があります。
また筋肉の衰えなどにより膝関節正常の位置が保てなくなり半月板損傷を起こす可能性もあります。そうなると変形性関節症との併発が考えられます。
スポーツによる損傷のパターン
バスケやバレーなど瞬発性の高いスポーツやサッカーやスキーなどの足をよく使うスポーツに発生することが多いです。それは膝を捻る動作やジャンプ・着地の時に膝が曲がった状態でストレスが強くかかり半月板と大腿骨の軟骨がぶつかり損傷を起こします。
急性の症状と慢性の症状|らいおんハート整骨院 武蔵野
急性症状
急性は一回のストレスや衝撃で発生し 膝の曲げ伸ばしに強い痛み、伸ばす時に一瞬引っかかるような違和感が常に起こります。また半月板が関節の中に入ってしまった場合膝関節が、ある角度から伸ばせない状態になります。
スポーツや交通事故など、内側の半月板が発生機序の関係で多発生しています
慢性症状
慢性化すると関節の中が炎症を起こし水が溜まったような感覚人になります。さらに患部を無意識でかばってしまうため大腿四頭筋が萎縮し上手く働かなくなると、膝関節の拘縮にもつながります。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
知って欲しい関節内の仕組み
完全に割れてしまった関節軟骨は、時間をかけてゆっくり作り直していく必要がありもしくは外科的手術での対応が必要になります。整骨院での手技による外部からの刺激では半月板の断裂・損傷自体を治すことは困難です。
関節内には半月板などの関節軟骨が滑液に満たされ、その周辺を滑液包という袋で覆っています。基本的に膝周りの痛みを受容するのは関節包や靭帯、周辺の筋肉です。
なので「半月板が痛い」や「膝の軟骨が痛いの」という患者さんもいますが、実際はその周辺の組織が痛みを感じています。人体は損傷した部位の周辺を固くして守ろうとする働きがあります。膝関節も同じように靭帯や筋肉を硬くしそこを守ろうと働きます。しかしそれが筋硬結などの硬結を作ってしまうことで筋肉の収縮などを邪魔してしまう為、関節の動きに制限をかけてしまします。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
深く関わる筋肉たち(半月板損傷の場合)|らいおんハート整骨院 武蔵野
大腿四頭筋
太ももの前側に存在する四つの筋肉が組み合わさり同じ動作を作る強力な筋肉です。
この筋肉は骨盤~すねの骨(脛骨)上部に付着します。膝を伸ばす動作に深く関わり、
強力なため硬くなると膝関節内の圧迫を起こします。
内転筋群
内腿の筋肉で骨盤~脛骨に付着します。
おもに股関節を内に閉める作用があり、また脛骨が外にいかないよう引っ張る役目もあり、この筋肉が衰えると膝が外に向かうためO 脚になりやすく、変形性膝関節症などの症状を発生させる恐れがあります。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
『膝周りの痛み』の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが近場に響くその痛みのもとになるようなポイント(トリガーポイント)を見つけ出しそこへ鍼を打ちます。痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、膝の痛みなどのような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください、。『膝周りの痛み』『半月板損傷』や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。