仙腸関節炎
- 腰や骨盤周りに痛みがある。
- レントゲンをとっても症状に診断がつかない。
- 痛いところを下にすると辛い。
- 椅子から立ち上がる時が大変。
仙腸関節炎とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
仙腸関節炎とは、骨盤を構成する仙腸関節で痛みを伴う炎症が起こることです。
そもそも仙腸関節の役割は何なのか?
仙腸関節の役割は体重を支え歩行時や走行時などに加わる地面からの衝撃を和らげる作用を持っております。
その他にも上半身と下半身のつなぎ目のところに存在するため負担がかかりやすい場所でもあります。
さらに仙腸関節は元々の可動性が少なく動かさなくなることにより、仙腸関節の可動域が低下することになります。
元々、大きな可動域を持つ肩関節股関節ひざ関節などの違い仙腸関節は少し動かさなくなるだけでもケガの原因になってくるのです。
仙腸関節炎の原因は?
仙腸関節炎の原因は
- ①体を大きく捻る動き
- ②足を大きく動かすことが多い
- ③左右均等に体を使えずどちらかのバランスが崩れている
骨盤を構成する関節なのでこのような捻転動作や骨盤のバランスが崩れることが仙腸関節炎の原因となりやすいです。
前述でもありましたが仙腸関節は可能性が少なくそのことからしっかりと関節を動かすことが出来ず可動域の低下になります。
こういった場合に原因となる捻転動作や骨盤のバランスが崩れる負担が加わることにより仙腸関節炎となってしまうのです。
どんな人に起こりやすいの?らいおんハート整骨院武蔵野
ではどんな人が仙腸関節炎になりやすいのか?
ご高齢者や妊婦さんが多いです。
仙腸関節は骨盤の関節なので体を安定させるために多くの靭帯が付着します。
靭帯の役割は骨と骨の間に付着しそこを安定させる役割があります。
特に骨盤は上半身からの衝撃、下半身からの衝撃を多く受けるため他の関節よりもより強固な靭帯が付きます。
ですが靭帯はコラーゲン繊維で構成されているため、加齢とともに靭帯の可動性も少なくなってきます。
さらに産前産後などは骨盤に負担がかかりやすいためこれも仙腸関節炎になりやすい原因です。
ですが仙腸関節炎は治療法一つで痛みが劇的に改善します。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
関連する筋肉|らいおんハート整骨院 武蔵野
多裂筋
- 起始 仙骨背面・後仙腸靭帯・腰椎乳様突起・腰椎横突起・頸椎関節突起(C4―7)
- 停止 椎骨の棘突起
- 作用 腰の伸展・同側への側屈・対側への回旋
- 支配神経 脊髄神経の後枝(C3―S3)
日常的に体を動かすことが少なくなると背骨のキワに付着する多裂筋は背骨の椎骨、骨盤の仙骨とともにその可能性を狭めてしまいます。
特に最近では不要不急の外出もあり、運動不足で体を痛めてしまう人が増えています。
お家で座っている時間が多くなると上半身からの負担が骨盤にかかり痛みが出てしまう人も増えています。
そんな方には多裂筋のストレッチをお勧めします。
体を反る猫の姿勢や横に捻り普段動くことの少ないインナーマッスルをストレッチすると良いでしょう。
治療メニュー|らいおんハート整骨院 武蔵野
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
頭痛の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが頭に響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。