野球肩
- 野球をしていて肩を痛めた
- 肩をけがして早く復帰したい
- 後遺症がないように怪我を改善してほしい
- スポーツの怪我に詳しい人に見てもらいたい
スポーツでおこる肩の痛みについて|らいおんハート整骨院 武蔵野
コロナウイルスの感染拡大が収まらず、緊急事態宣言が発令されてから学校の部活動にも影響が出ている学校も多いと思います。また、外部のスポーツスクールでも練習時間が短くなっているところも多いかと思いますが、そんな中でも、自主練習や大会に向けてトレーニングをおこなっている方もいると思います。
スポーツをおこなっていく中で、怪我はつきものです。
今回はたくさんあるスポーツ競技の中で「野球肩」について話をします!
「野球肩」は、投球動作によって発症した肩の痛みの事で肩関節障害の総称を指します。
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□滑液包炎
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□棘上筋腱炎
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□上腕二頭筋腱炎
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□インピンジメント症候群
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□リトルリーグ肩
上記の項目が肩関節障害の疾患です。
この中のインピンジメント症候群を詳しくピックアップしていきます!!
【インピンジメント症候群とは? らいおんハート武蔵野整骨院】
野球肩の中でも一番多い怪我が「インピンジメント症候群」です
投球フォームの一連の動きの中で、レイトコッキング期というのがあります。
肩が最大に外旋した位置(肘が頭の後方に来る位置)からボールを加速していき、フォロースルー期までの間に肩は最大外旋から急激に内旋(内側に肩が入り込む)する動作の中で、肩の開きが早かったり、肘が下がっていて、肩に負担がかかると腱や滑液包が炎症を起こしたり、痛める事に繋がります。
また、ボールを投げすぎると腱版(肩甲骨と腕をつないでいる板状の腱のこと)や筋肉が疲労し肩を支える力が弱くなり、インピンジメント症候群を起こしやすくなると言われています。
特にピッチャーやキャッチャーなど、ボールを投げる事が多いポジションの選手や他の競技においても肩を使う動作が多い場合はインピンジメント症候群になりやすいと言われています。
【インピンジメント症候群はどんな症状がでるの? らいおんハート武蔵野整骨院】
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・腕を肩の高さよりも上で動かした際に痛みがでる
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・夜寝ている際に肩に痛みを感じる
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・腕を上にあげていく際に引っかかるような感じがする
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・肩に痛みを感じた時は熱感(肩を触ると熱を持っている)
原因はなにが考えられるのか?|らいおんハート整骨院 武蔵野
肩に痛みが出る原因は主に2つあります。
□投球フォームの乱れ
野球の投球フォームにおいて、肩に負担がかかっている動きは痛める可能性が高くなってきます。
そこで一番注目していくのは、肩ではなく実は骨盤の動きになってきます!
骨盤の動きが悪いと、肩の動きだけでボールに緩急をつけ投げるようになるため肩関節の周りに付いている筋肉に対して過度に負担がかかり痛めてしまいます。
そのため、骨盤の回旋(振りが)しっかりできていると肩にかかる負担が軽くなるため痛めるリスクも軽減できます。
□筋力不足
肩の関節を支えているのも、肩を動かしているのも筋肉になります。
その中でも、インナーマッスルを鍛えていく必要があります。
肩のインナーマッスルとは・・・
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□棘上筋
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□棘下筋
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□小円筋
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□肩甲下筋
の4つの筋肉のことを言います。
これらの筋肉を鍛えていく事で肩の負担が減るのはもちろんですが肩関節の動きが良くなり、パフォーマンスの向上にも繋がります。
当院でおこなう治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
□骨盤矯正+MPF療法
・最初に問診時に身体の状態を確認していきます。
骨盤の歪みの確認をし、正しい位置に骨盤を戻していくように骨盤矯正をおこなっていきます。
骨盤の位置が正しい位置に近づいていくことで、筋肉にかかる負担も減り、根本改善に繋がります。
・MPF療法は当院独自の手技療法で、痛めている原因の筋肉に対して直接刺激を入れて負担がかかっている場所の治療をしていきます。
原因の筋肉を直接刺激する事で、血液の循環が良くなり痛みの改善に繋がっていきます。
□鍼治療
当院では鍼治療もおこなっています!
負担がかかって痛めてしまっている筋肉に対して鍼を刺して刺激をすることで血液の循環を良くし、痛めている場所の改善をしていきます。
鍼治療は即効性があり、早く痛みの改善をしたい方にはオススメの治療法です。
筋トレ編の紹介|らいおんハート整骨院 武蔵野
肩のインナーマッスルのトレーニング法を紹介していきます!
筋力トレーニングは怪我の予防にも改善にも重要なので、ぜひ行ってみてください!
【棘上筋】のトレーニング
- 1.うつ伏せになって、おでこを地面(丸めたタオルをおでこの下にひく)につける
- 2.腕を頭の上に45°に広げて、アルファベットの「Y」を作る
- 3.親指を天井に向けて手を軽く握る。真上に5〜10cmほど持ち上げて下げる動きを繰り返す
*セット目安
10~15回を2セットやってみてください
*ポイント
肩甲骨の下側を辺りを使って腕を上げるように意識してください
【棘下筋・小円筋】のトレーニング
- 1.ベッドや少し高さがあるソファーなどにうつ伏せになる
- 2.腕をベッドやソファーの外側に出して、肘を90°曲げる
- 3.肩を少しだけ浮かせて、肘を肩甲骨と同じ高さにする
- 4.肩と肘の位置を変えないようにして、手を持ち上げていく
*セット目安
10~15回を2セットやってみてください
*ポイント
手を持ち上げる際に、肩が耳に近づかないように注意してください
・痛みが出る場合はトレーニングを中止してください。
無理をしないようにお願いします!