下痢便秘
- 最近ずっとお腹の調子が悪い
- 便秘気味、お腹が張っていたい
- 最近姿勢が悪い
- 食欲が減っている
- 便が緩く、水気が多い
- 消化不良で胃がもたれる
便秘|らいおんハート整骨院 武蔵野
機能性、器質性に分かれます
機能性から
・食事性便秘
食事量が少なくい、野菜など繊維質の食事が少ないまたは多すぎる場合は便秘になりやすいとされます。
・習慣性便秘
仕事や学校など環境の影響でトイレを我慢していると長い時間便が排出されず腸にとどまるので水が吸収され固くなってしまいます
・弛緩性便秘
排便の際にいきみづらくなっていると起こります。内臓が下垂している方に多く薬により排便を促すため自分の力でいきむのが出来なくなっている状態です。腹圧を高める筋肉を鍛える。食物繊維をとり排便をしやすい状態を作るなどで改善されやすいです。
・痙攣性便秘
コロコロした硬くて丸い便が出るのが特徴です。
ストレスや疲労が原因で大腸が過敏に反応して、便が通りにくくなって便秘となります。便が腸に居すわっているうちに水分が吸収され、コロコロした硬い便になってしまうというわけです。過敏性腸症候群の場合、便秘と下痢を交互に繰り返すこともよくあります。便秘薬を使うとますます腸の緊張を高めるので避けましょう。
痙攣性便秘には、水に溶けない繊維は刺激が強いので繊維をとるなら、こんにゃくなど水溶性の繊維が適しています。また、消化の良い白米・食パン・うどん・脂肪の少ない肉類・白身魚・豆類などもおすすめです。味付けは全体にうす味に。野菜は繊維の少ないものを選び、パイナップルやいちじくなど繊維の多い果物は避けるようにしましょう。
・器質性便秘
これは病気、疾患がもとになるものを指しています。大腸がんや狭窄症、癒着、腫瘍なども原因となります。
・薬剤性便秘
薬の服用などにより大腸の蠕動で抑制されることで起こります。
抗うつ薬、抗パーキンソン病薬、抗コリン剤などで引き起こされます
下痢|らいおんハート整骨院 武蔵野
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浸透圧性下痢…食べ過ぎ、お酒の飲みすぎなど
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分泌性下痢…感染症により水分の分泌が増加した場合
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滲出性(しんしゅつせい)下痢…腸内での炎症時。クローン病や潰瘍性大腸炎など
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蠕動(ぜんどう)運動性下痢…腸の蠕動が遅すぎる為水分の吸収が不十分
過敏性腸症候群
既往で感染性の大腸炎を患っていると発症しやすいとされている。日常のストレス、食生活のリズムの不整などから下痢、便秘、混合型など様々ある
下痢、便秘に対する当院の考え方|らいおんハート整骨院 武蔵野
腸の動きに異常が出ている場合、消化器系に関係する神経節、脊髄へと入出力されるレベル、高さの脊髄例えば腰椎の4、5番目の高さ。この周囲にある筋肉が固まりやすくなります。
内臓での不調、痛みの場合は特にその器官に合った高さの筋肉の緊張が高まる傾向があり、その緊張を緩めることでもその器官の働きを改善させることができます。また猫背など姿勢の不良により直接内臓を圧迫するような状態が続くと不調をきたす原因にもなります。姿勢の不良には筋肉の緊張が強く関係するのでこれらを改善させることで下痢や便秘の改善に効果的だと考えます。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
下痢・便秘に有効な筋肉
・腹横筋
この筋肉は腹圧を高めるのに力を発揮します。トイレで中々いきめなかったりするとこの筋肉含め腹筋が弱くなっていることがあるかもしれません。深い呼吸に関わり、強く息を吐く、吐き切る時にはこの筋肉が重要となります。普段から呼吸が浅く、あまり腹筋を使っていない。姿勢が丸くなっていて腹筋が縮んだまま固まってしまっているなどという場合はこの筋肉に注目して、深い呼吸を使い鍛える。
固まってしまっているこの筋肉を体幹ごと伸ばしてストレッチをする。などが必要となります。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
痛みの出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが頭に響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。
最後に
食物繊維を取ることで腸内で消化不良の食べかすや小さい便を絡め取り、水分を含み膨れることで腸内の蠕動で送り出しやすくなります。取りすぎることで逆に詰まってしまい便秘気味になる方もいるようです。過剰にとりすぎるのはあまりよくありません食生活を見直すことも大事です。リズムも間食を取らず腸を休ませてあげることも大事です。急激な負担になる脂っこいものを大量にとるなどは控えるようにしましょう!