尾骨骨折
- 転んでからお尻が痛い。
- 座るとおしりが痛い。
- 寝て起き上がる時が痛い。
- 足の内ももまでに痺れが出てきた。
尾骨骨折とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
尾骨骨折とは骨盤の一つを構成するうちの骨である尾骨の連続性が断たれてしまったものです。
骨盤を構成する骨は寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)仙骨、尾骨の3種類(6種類)からなります
尾骨は背骨を構成する骨の中で最低部に位置するものであり多くの人からは尾てい骨などの名称で呼ばれることもあります。
元々は一つ一つの関節であった尾骨ですが成長とともに退化してしまい一つのまとまった骨となっています。
ですがこの尾骨は胎生期(お母さんのおなかの中にいる時期)にはしっかり関節としてあることが証明されています。
このことから尻尾の名残なのではないかと言われることもあります。
この尾骨が骨折してしまうことで体には様々な症状を見るようになります。
尾骨骨折の症状は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
お尻の痛み・・・尾骨骨折は骨の連続性が断たれてしまうため骨折してしまった骨片が転移し周りにある組織にダメージを与えてしまいます。
排便障害・・・骨折してしまった尾骨の骨片が尾骨が直腸の方に転移してしまい、排便時に痛みを伴うものです。
神経障害・・・骨折してしまった尾骨の骨片が転移し神経を圧迫してしまうと足に違和感やピリピリした症状を訴えることがあります。
尾骨骨折は最近認知度も上がってきており巷では尻もち後遺症と呼ばれることがあります。
このしりもち後遺症とはしりもちをつき転倒してしまった場合に上記のような症状がなかなか改善されない様からつけられたものです。
元々、尾骨骨折は高齢者に起こりやすい骨折であります。
中には気づかず症状が治癒してしまう人もいますが、一概に全員が自然と治癒してしまうなんてことはありませんのでもし上記の症状でお悩みでしたら早期受診をお勧めします。
尾骨骨折の原因は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
主に転倒(しりもち)の際に発生することが多くその時に尾骨に直接刺激が入ることが原因である。
多くのものは屈曲転位と呼ばれる直腸よりの方に転移するものが多い。
先ほども少し紹介しましたが尾骨骨折は高齢者に多い骨折です。
原因として
-
筋力低下、運動力低下による転倒癖。
-
骨粗鬆症による骨密度の低下。
などが原因と考えられます。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
尾骨の骨折の場合もちろんの骨折している場所がすぐにくっつくわけではありませんが、骨折の場合は外からの強い衝撃が加わっていることが考えられます。その際、周りの筋肉にもキズができている可能性が考えられます。その部位を筋軟化と呼び、適切な刺激を入れることで痛みの改善にもつながってきます。
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
あしゆび体操で転倒癖をなくしましょう!!
足の指には歩行時に転倒しないように体を踏ん張ってくれる役割があります。
日常的に歩くことを心がけて運動をしていただいている方でも足の指の柔軟性が低いままだと転倒のリスクにつながってしまいます。
そうならないためにも足の指の柔軟性を確保し転倒のリスクを避けましょう。
①足ゆびじゃんけん
靴下や靴などを抜ぎ椅子に座っていただきます。
なるべく体の力を抜き楽な姿勢で行いましょう。
足の指を使いグー、チョキ、パーを10回程度繰り返します。
これにより普段使われていない足の筋肉の柔軟性を取り戻すことができます。
②タオルギャザー
先ほどと同じように靴下や靴などを抜ぎ椅子に座っていただきます。
床にタオルを敷き楽しいたタオルを指先でつまみ反対の足の方に移動させそのタオルを離して床に降ろします。
反対の足でも同じ動作を繰り返します。
テレビでも紹介されたことのある体操です。
普段使わない筋肉を動かすことになるので足がつる場合がありますのでその時は無理をせず休憩をして行なってください。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
痛みの出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。