歩行時の痛み
- 長時間歩いていると腰や首、脚などが辛くなる
- 何もない所でつまづいたり、転びそうになったりする
- 歩き初めにズキっと痛みが走る
- 痛みの箇所が膝だったり股関節、腰だったりいろいろ
- 外反母趾や巻き爪になって痛みが抜けない
正しい歩行とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
歩行とは重心が前に移動する際に、中枢神経が体の傾きと転倒の恐れを察知し自然と片足が出ます。
また生後1.2カ月くらいまである『原始反射』のなごりの様なもので、自然と反対の足が前に出て歩行が行われます。
健康体の体であればこれまでの動作を自然の流れで行うことができます。
また足底の付き方にも周期があり日本人だと、特に踵から付き地面全体を足底で支えながら、つま先で後ろに蹴り上げることで前方への推進力を作ります。
【 なぜこのような症状が出るのか?】
間違った歩行が日常的に当たり前になり、崩れた姿勢のまま 歩行することで様々な症状を起こします。
・長時間歩いていると腰や首が辛くなる
この場合では姿勢が大きく関係してきます。歩行の際、猫背の姿勢や反り腰の場合だと骨盤が歪んでしまうため長時間その姿勢を保ったまま歩くと背骨や股関節にヒヅミが生じ痛みや辛さと言った症状を作ります。
・何もない所でつまづいたり、よく転びそうになる
猫背の方によくあるのが足元ばかりに目がいってしまい姿勢がどんどん前かがみになり重心が前に傾いてしまうため、前に転ばないよう歩行がボテボテと細かく歩く歩行になります。そうなると太ももの筋肉が上手に働かすことができなくなるため足の可動域が狭くなり、慢性化すると腰が曲がってしまう恐れもあります。
またこの足の運び方で上手につま先を上に向けることが出来なくなるため少しの段差や何もないところで転倒する可能性も高まります。
【正しい歩行のコツ】
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上記で示したように必要なのは自分の姿勢を知り、正しい姿勢で歩くこと。
・骨盤から頭のてっぺんに向かって長い物差しを立てるイメージで腰と背中を伸ばす
・視線は遠くを見る
・ゆっくり前に体重をあずける
※自然に足が出ると思いますが、膝が軽く曲がる位で出来るだけ大股での歩行を意識しましょう。
歩行は日常の中に当たり前の動作としてあるため、多少の 間違った方向でも症状が出ません。しかし小さな積み重ねにより加齢や怪我をした時、症状の増悪が考えられます。
今のうちに正しい姿勢と体の柔軟性を身につけることをお勧めします。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。歩き方や痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
上記のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
深く関わる筋肉たち(の場合)|らいおんハート整骨院 武蔵野
大腿四頭筋
足を前に出す時や膝を伸ばす時に活躍します。姿勢や運動不足でこの筋肉が短縮し動きを制限してしまうと歩行、立ち上がりなどの日常生活もが辛くなってきます。
また直接骨盤についている筋肉のため、この筋肉が働かなくなると骨盤も傾き反り腰などの症状も起こす可能性があります。
前脛骨筋
つま先を上に上げる筋肉で、歩幅を小刻みに歩いている人はこの筋肉をあまり使わないため、小さな段差も乗り越えられると感覚してしまい。小さな段差につまずき転倒を起こしてしまうということが多くあります。
歩行周期を正しく行えない場合はこの筋肉の収縮がうまく行えないため 10代や20代でも この筋肉が硬くなっている方も多くいます。
足底腱膜
踵から足の指の着け根に付着する強い組織で、土踏まずをサポートし歩行などの衝撃の吸収と歩行の推進力を与えるなど足元のアライメント状、重要なの組織になります。
しかし扁平足やハイアーチの方はこの腱膜が緊張し伸ばされることで炎症を起こし足の裏の痛みに繋がります。
治療メニュー|らいおんハート整骨院 武蔵野
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
『』の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが頭に響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください、。『』や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。