梨状筋症候群
- お尻に痛みがあるただの腰痛ではない。
- お尻だけでなくももやふくらはぎまで痺れる。
- 長時間の同じ姿勢は辛くなる。
- 今では歩くのが不自由になってきた。
梨状筋症候群とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
お尻の筋肉である梨状筋と呼ばれる筋肉が坐骨神経を圧迫することにより引き起こされる障害です。
梨状筋は股関節を外旋させる作用をもつ6外旋筋と呼ばれる股関節につく筋肉のひとつです。
6外旋筋とは梨状筋を始め、上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋の6つからなります。
体の構造上、坐骨神経は梨状筋に圧迫されない場合があります。
本来、坐骨神経は梨状筋と上双子筋の間を通るがこれが梨状筋の中を通るように付くこともあります。
この場合は体の構造上の問題で梨状筋症候群を起こしやすくなります。
梨状筋症候群は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と症状が見ている部分があるため自分で判断してしまうと誤った結果になってしまう場合があります。
そもそも坐骨神経とは?
坐骨神経とは体の中にある末梢神経の一つで、脳や脊髄などの中枢神経から分岐し情報の伝達を行う神経です。
坐骨神経により支配される筋肉は4つあります。
ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)
大内転筋
梨状筋は坐骨神経による支配はないものの構造上か変わってくるものであります。
梨状筋症候群の原因は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
梨状筋は股関節を動かす骨盤を構成する筋肉であるため原因は様々に考えられます。
体をひねることが多いスポーツ(野球、テニス、ゴルフ)。
草むしり、中腰などの腰や股関節に負担がかかる不良姿勢。
日常生活で長時間同じ姿勢でいることがある。
過去にできてしまった怪我が原因で腰や股関節に過度な負担がかかってしまう。
これらが梨状筋症候群の原因の一つです。
これは例として挙げただけで実際にはまだ考えられる原因が存在します。
少しでも当てはまる方がいたら早期受診をオススメします。
梨状筋症候群の症状は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
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お尻の痛み(腰の痛み)
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痺れ(お尻から足にかけて)
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痛みや痺れが原因による歩行障害
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長時間同じ姿勢でいられない
などが代表的です。
ただの腰痛ではこのような症状は出ません。
梨状筋症候群の症状で似たような疾患は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と自分で診断する場合は誤診してしまう可能性があるのでご注意ください。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
梨状筋
起始 仙骨の前面、S 2ー4仙骨孔の間、大坐骨切痕
停止 大転子内側
作用 股関節の外旋、股関節やや外転
支配神経 仙骨神経叢
梨状筋は股関節の外旋の作用つまり、つま先がまっすぐの状態からガニ股になる状態のことを言います。
男性やご高齢の方などは日常生活を過ごしている時、股関節が常に開いている状態にある傾向が多いので梨状筋は常に収縮し過緊張起こしている状態になります。
この状態で梨状筋に大きな負担がかかることで坐骨神経を圧迫してしまう恐れがあります。心当たりのある方は股関節のストレッチがおすすめです。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
頭痛の出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが頭に響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。