冷え症
- 部屋は暖かいのに手足が冷たい
- 布団の中でも寒くて眠れない
- まわりの人は寒くないのに自分だけ寒い
- ストレスがたまりやすくちょっとした事でイライラする
- 夏にも身体が冷たい
- 最近になって上記の症状で悩んでいる
初期対応は何をすればいいのか?|らいおんハート整骨院 武蔵野
冷え性とは季節的な寒さの影響もありますが、表面での冷えと言うより内側から冷えてしまうために起こります。
自分の身の回りの空間を暖かくしたり、靴下や暖かい衣服などで全身を包んであげたり、カイロを背中や腰、もしくは脇の下に熱くなり過ぎないように衣服の上から当ててあげるのもいいでしょう。
またお風呂に浸かる際の、その時間ものぼせないほどに長めに浸かってください。冷え性は内側で冷えているため表面の温度が深部まで到達するのには少し時間がかかります。また睡眠時のゴムの強い靴下を履いて寝ることは循環の妨げになるためお勧めはできないです。
原因は何が考えられるのか?|らいおんハート整骨院 武蔵野
人が体温を保つ仕組み
皆さんは筋肉は働き筋肉なったらきといえば物を持ち上げたり、歩いたり、走ったりする際に、力を発揮することが筋肉の働きだと思っている方も多くいると思います。
その他にも実は筋肉には重要な働きがあり体の筋肉を収縮させ血流を促すことで全身に熱を産生させる機能があります。
人間だけでなく筋肉を持つ動物全てにこれが言えます。もちろんスポーツなどで筋肉を意識的に動かすと起こることでもあります。
全身の皮膚から寒い、冷たいなどを感じ取り脳にまでその信号が伝わります。
そうすると脳からの指令で「全身に発熱を促す信号」が返されます。この信号により筋肉を震えさせその筋肉同士、組織同士を摩擦し熱を産出しております。
筋肉からの熱のおかげで全身が温まるため、筋肉の多い中心の深部(核心部)には熱の変動はほとんど起こりません。その深部の温度は約37度に保たれているため体温を脇で測る時に若干37度以下になるのは核心部から少し離れているからと言えます。
しかし冷え性の方はその機構が弱くなっているため、全身に促す血流量が不足することが原因で熱の産生が通常よりも弱い傾向にあります。
調査を行ったところ自分が冷え性だと感じる女性が7割、男性が3割と女性が「冷え」に悩んでいる事が多いと出ています。
まさに女性と男性の体の違いから来ているものと考えられますが、女性は閉経などホルモンバランスの変動が大きく関わってくるので、それらの乱れによって冷えなどの異常が出る事があります。
女性に限ったことではないですが日常生活のストレスが積み重なり、自律神経自体も乱れてしまいます 自律神経の乱れも血管の収縮弛緩に大きく関係してくるため自律神経の乱れも血管の収縮・弛緩を不安定にするため冷えに大きく関係してきます。
今回「 冷え症改善は内ももにある!?」と紹介していますが。
運動不足以外にも日常生活や仕事内容によっても冷え症にも関わってくるかもしれません。
「運動・スポーツによるもの」
・膝周辺の損傷による前ももの筋肉の萎縮
スポーツではよく見られる膝関節の付近の損傷ですが、前十字靭帯の損傷や半月板損傷など一般的にもよく耳にする疾患が実は冷え症の原因を作っている可能性もあります。
膝関節の周辺の組織を損傷すると包帯やギプスの固定が長期に行われてしまうため膝周りの筋肉が萎縮してしまいます。筋肉の萎縮により循環を促す事ができないので冷え性につながってしまいます。
「日常生活によるもの」
・座りっぱなしや寝たきりの生活
座っている状態が長ければ長いほど重力の関係で足に血流が滞ってしまいます。
そのため上半身に血がめぐらなくなるとそ上半身の冷えにつながり、また血流が足の方で滞って血流の動きがなくなるため、下半身の冷えが悪化してしまいます。
寝たきりになってしまうと同じ様に、重力で床側に血流が滞ってしまうため循環を促すのに必要な筋肉も衰えていきます。
そのため冷え症の症状がでてくる可能性もあります。
・階段を使わない生活
日常生活で階段とエスカレーターを並べた時にエスカレーターに乗ってしまう人はそもそも足を使う習慣がないのかもしれません。足の筋肉がないため楽をして体を使おうとする傾向にあり、筋肉が衰えていくため関節など他の部分にも将来的に症状が出てくる可能性があります。
当院の治療方法について|らいおんハート整骨院 武蔵野
・MPF療法
→当院独自の治療法で、痛みの原因の筋肉を1mm単位まで触り分け筋肉に直接刺激を入れていくことで、血液の循環を良くしていき痛みの改善をしていきます。
痛めてしまっている筋肉や健の部分・その周りの筋肉は医療用語で「筋硬結」といいますが、石のように硬くなってしまいます。
硬くなってしまうと、血液の循環が悪くなり、酸素や栄養がしっかり筋肉にいき届かないので痛みの改善に繋がりません。
内転筋は日頃必ず使う筋肉で、重心や骨盤のバランスを整えるために必要な筋肉です。
歩行やかがむ姿勢にも重要な働きをします。
また内転筋には太い動脈や静脈が走っているためそこでの柔軟性がなければ筋肉は上手に働いてくれないので、血管の圧迫や血流の促しが弱くなります。
日常の生活や姿勢で元に戻ってしまう傾向にあるため継続しながら定期的に施術を行うことをおすすめします。
痛めてしまっている筋肉に直接刺激をする事は、血液循環が良くなり痛みの改善に繋がります。
・姿勢矯正(骨盤矯正・猫背矯正)
→痛みの根本の原因は姿勢にあると考えられているので、姿勢の改善おこない、筋肉にかかる負担を減らしていくことで症状の改善をしていきます。
そのため、当院でおこなっている治療法は【根本治療+予防治療】をおこなっていきます。
姿勢の改善をしていくことでスイング時の身体の使い方が正しい動きになることで、パフォーマンスの向上にも繋がります。
また、肩だけではなく腰痛、膝や足首に痛みをかかえている方にも姿勢を改善していくことで痛みの緩和にも繋がります。
・鍼治療
→痛みの原因の筋肉に対して、直接鍼を打っていくことで治療の即効性が期待でき痛みの改善が早くなります。
手技療法よりも、筋肉の緩みを早く出すことができるので早くスポーツ復帰したい方や痛みが強い方にはおすすめの治療法です。
さらに鍼治療+MPF療法を組み合わせておこなっていく事で治療効果はさらにあがり早く痛みの改善が期待できます。
リハビリはどんな事をするの?|らいおんハート整骨院 武蔵野
内転筋の柔軟性と筋力向上を目的としたリハビリを行います。
内転筋ストレッチ1
しこを踏むような形を作り片方の手で股関節を開くように足を押さえて身体は反対の方向に捻ります。
内転筋ストレッチ2
膝を外に向けるように股関節も曲げていきます。
内ももが気持ちよく伸びているのを実感できるところまで無理せずに行ってください。
股関節の角度を変えるだけで内転筋の中の違う筋肉にもアプローチできます。