スポーツ・運動後の疲労感
- スポーツや運動後に体が重い、痛い
- 若い時はすぐに来た筋肉痛が二日、三日後に来る
- 運動してもすぐ疲れる
- 日常的な動きで身体が疲れる
- 通勤または自宅までの道のりでいつも以上に疲れる
運動後の疲労ってどういうものなの?|らいおんハート整骨院 武蔵野
筋肉は多くの筋繊維が束になってできており、その中の細い繊維同士が縮む際に重なり、伸びる際横並びになることで筋肉の動きがおこります。その時に筋肉内の栄養を使って細い繊維同士の収縮を行います。
その時に物質の代謝の産物として『乳酸』が血管に出されます。
乳酸とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
従来、乳酸=疲労物質として捉えられていましたが最近の研究により乳酸は疲労を回復させる機能もあるとされています。実際に筋肉から出た乳酸は心臓や脳などを巡り筋肉にまた使ってもらえるよう合成され体を巡ります。
運動の強度により、乳酸血中濃度が急上するボーダーラインを『乳酸性閾値』と言い、つまりこれを超えると血中の乳酸濃度が急激に高まります。
またスポーツをしている方や持久力が高い人などはこの乳酸性閾値が通常よりも高く設定されています。それは、乳酸の合成(再びエネルギーとして使われる為の過程)が放出される過程に追いついている状態になります。
筋肉のエネルギー消費量が上がるとそれに伴い乳酸も血液内に放出される。その乳酸の量が多いと心臓や脳などのエネルギー源に作り変える機能が遅れ乳酸がたまっていきます。
持久力も肺活量など乳酸の消化・活性化の働きが大きく関係してきます。また筋肉の柔軟性も大きく関係し、筋肉が硬くなってしまうとその部分は収縮できないため筋力の低下につながります。筋力が低下してしまうとそれ以上の力を使おうとエネルギーをより多く使ってしまい乳酸が溜まりやすく筋肉に栄養される物質が少なくなるため疲労がたまります。
だるさとは乳酸がたまるよりも、筋肉に乳酸(活性化した乳酸)が足りないんです。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
深く関わる筋肉たち(持久力・運動の場合)
・脊柱起立筋
骨盤や背中から頭まで付いていて背中で最も大きい筋肉です。両側の筋肉が働くと腰を反る動作を行い、片方だと体を傾ける作用があります。名前の通り背骨を立てる作用でこの筋肉がうまく働かないと、首の前方の筋肉が収縮した時に力に勝てず前かがみの猫背になる。また腹筋の力に負けてしまい骨盤が後傾することもあります。
日常生活でもこの筋肉が弱くなると体を起こすことができないので、肺が圧迫され呼吸も浅くなり常に背骨を立てている筋肉なので他の筋肉が無理をして作用する事により非常に体力をつかい、疲労をためてしまう可能性があります。
・腓腹筋
大腿骨(太ももの骨)から途中でアキレス腱に変わり踵に付着する筋肉で膝を曲げたり足首を伸ばしたりする作用があります。この筋肉も常に重心のバランスをとるなどを無意識に行っている筋肉です。また歩く際にも後ろに蹴ることを、飛び跳ねたりする時も収縮し活躍する筋肉です。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)|らいおんハート整骨院 武蔵野
MPF療法+骨盤矯正
姿勢にフォーカスした治療を行っております。
疲れやすい→筋肉が硬い→柔らかくしよう!
今までの流れはこういう流れですが、実は重要なのは日常生活での『姿勢』にあります。
筋肉を柔らかくしても日常の曲がった姿勢、間違った姿勢でせっかく柔軟で柔らかくなった筋肉も結局もとに戻ってしまいます。そこでミソになるのは『骨盤と背骨』です。
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。
『骨盤矯正』を組み合わせることで歪みを整え筋肉を正しい位置に持ってくることで、しぶといコリや硬い筋肉のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。独自のMPF療法で固くなった筋肉の根本の原因である筋硬結を処理します。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
『疲労しやすい筋肉』など特に関連の強い筋肉、触ると痛みがその筋肉付近に響く
その痛みのもとになるようなポイント(トリガーポイント)を見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。
慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛みのような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。『疲労感』や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。