背中・腰の打撲傷
- ぶつけてしまった腰が痛い。
- 動くと痛いので安静にしてることが多い。
- 時間が経つがなかなか症状が改善しない。
打撲症とは?|らいおんハート整骨院 武蔵野
打撲症とは、患部に強力な外力がかかることにより皮膚や血管などの皮下組織、筋肉や骨が組織的な損傷を受けることです。
(例)転倒時の強打、コンタクトスポーツなどによる接触
打撲傷の大きな特徴は擦過傷や切傷と違い出血を認め難いことです。
ですが打撲傷の程度により皮下出血と呼ばれる体内での出血を認めることがあります。
これは体内の皮下組織が傷ついたことにより血管外に血が流出してしまい起こる症状です。
ですが体外に出血が認められないからと言えど安心はできません。
もしかすると皮下組織の損傷や筋肉の挫傷または骨の骨折を伴っているかもしれません。
そのまま放置してしまうと回復も遅く痛みが軽減せずつらい症状に悩まされてしまうでしょう。
背中・腰の打撲傷の危険性|らいおんハート整骨院 武蔵野
上記に記されている通り打撲症とは放置し見過ごす事の出来ない症状です。
場合によっては後遺症の残る重篤な障害を起こす危険性もあります。
では背中・腰の打撲傷の何が危険なのか?症状は?
腰痛・・・背中や腰を強打した程度によりますが皮下組織または筋肉を損傷した場合打撲傷として患部に痛みを感じるようになります。
骨折・・・背中や腰は厚い筋肉がついているため軽微な外力では背骨の骨折は起こりにくくはありますが、転倒の仕方によっては肋骨骨折または尾骨骨折など日常生活に支障をきたしてしまう骨折を伴うこともあります。
神経損傷・・・背中や腰周りには体に命令を出すための重大な神経があります。それらは普段背骨に守られていますが打撲時の程度により神経損傷伴い手足のしびれを伴うことがあります。
異所性骨化・・・異所性骨化とは筋肉や筋膜、靭帯、関節包などの骨が認められない場所に骨形成を認める障害です。異所性骨化は骨盤周りや肩関節、肘関節、股関節、膝関節に認められる障害です。
自分でもできる打撲傷の処置は?|らいおんハート整骨院 武蔵野
自分でもできる打撲傷の処置としてとても有名なものがあります。
RISE (ライス)処置と言われる外傷を受けた直後に行われる処置です。
R・・・安静(Rest)
怪我をした場合はまずは安静にすることが第一です。痛みを我慢し無理やり動かすことは極力避けましょう。今回の腰の打撲とは違いますが頭や首を痛めた場合はこれを最優先に行いましょう。
I・・・冷却(Icing)
怪我をした患部を冷やすことにより内出血や熱感及び痛みを和らげることができます。ですが患部を長時間冷却することは凍傷を起こしうるので注意してください。
S・・・圧迫(Compression)
患部を圧迫することにより腫れや内出血を収める効果を持ちます。この時圧迫するものはテーピングなどで行うと良いでしょう。ですがあまりきつく締まりすぎると血流障害を起こしかねないのでご注意ください。
E・・・挙上(Elevation)
患部を心臓より高い位置に持ち上げその位置を維持します。これにより患部から心臓への血流が改善されるため患部の腫れが軽減します。
RISE (ライス)処置はあくまで緊急的な処置の一つであります。
これを行えば痛みが良くなる症状が改善するわけではないので早期受診をお勧めします。
一般的にはこの処置を行いますが、当院ではMPF療法を行い改善させていくことができます。急性の打撲傷の場合、筋肉が筋軟化と呼ばれる病態になります。筋軟化に対して適切な刺激を入れることで、打撲傷の回復も早くなります。
当院での治療方法|らいおんハート整骨院 武蔵野
問診
お体の状態を詳しくお聞きします。痛み、辛さ、気になり始めたきっかけをいつから、どこでどのようにして始まったのか。生活背景、既往歴、現病歴。最終的にどこまで改善したいかなどのすり合わせを行います。
視診
他覚的に姿勢、肩の高さ、骨盤の高さ開き具合、足の長さ、重心の乗り方などを確認し専門家視点の評価を行っていきます。
運動検査
患部、患部周辺の関節の可動域を自動・他動運動で確認し、制限のかかっている動作。痛みを誘発する(運動時痛)動きを確認し、痛みや諸症状の元となる原因の筋硬結またはそのほかの軟部組織を鑑別していきます。また骨盤周りの筋肉が実際に使えているのか、腰、股関節、連動している脊椎の関節など細かくその動きを確認していきます。
治療
以上のことを踏まえて一人一人のお体の状態にあった治療法をご提案させていただきます。
治療内容の説明、好転反応、治療効果についての確認。実際に治療をするにあたって過程の中でどのように変わっていくのか。個人差はありますが、慢性的な場合はどのくらいの頻度で一週間にどのくらい通ったほうがいいのか。通院ペースのご相談など擦り合わせていきます。
生活指導
普段の姿勢、歩き方、運動の仕方など身体の負担にならないよう出来る限りのアドバイスをさせていただきます。(患部を温める、日常で気を付けることなど)
当院の治療方針として患者様と一緒に良くしていきましょうというコンセプトのもと治療を行っていきますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
打撲症のリハビリ
打撲傷が起きた部分は第一に安静を行ってください。
スポーツなどを行っている場合でも回復させることが第一となります。
ここで打撲傷のリハビリですが、患部を安静にしながら損傷部付近の関節を動かすことが良いでしょう。
安静にする時間が長ければ長いほど関節や筋肉は固くなり動きが鈍くなってしまいます。
そうならないためにも患部以外の部分はなるべく動かし打撲傷回復後にかるがると体を動かせるようにリハビリを行った方がいいです。
もし体を動かしている時に患部に痛みが生じる場合はすぐさま中止し安静にしたほうが良いです。
根本改善プログラム(骨盤矯正、筋膜リリース+MPF)
当院では骨盤矯正をするにあたり、身体の状態歪みのあるところを確認し骨盤の形、左右のバランス、前後径、傾き、開閉しているかなどからどこにストレスがかかっているのか、負担の集中しているところを専門家の視点で評価していきます。
筋膜リリース腰周囲の背中、臀部、大腿部など筋肉の表面を覆っている筋膜という組織にストレッチをかけ腰周りの可動域を改善していき、緊張を緩めより深部の筋肉へのアプローチを可能にします。MPFと組み合わせることで痛みを繰り返すということが減ってきます。歪みが改善し繰り返し痛める事のない身体を目指して一人一人に合った専門的な治療を行っていきます。
トリガーポイント鍼治療(T(トリガー) P(ポイント)鍼治療)
痛み出やすい部位から特に関連の強い筋肉、触ると痛みが響くその痛みのもとになるようなポイント、トリガーポイントを見つけ出しそこへ鍼を打ちます。
痛みの引き金と言われるこのトリガーポイントは繰り返す痛み、中々取れない深部の痛みだけでなく慢性的な鈍い、広範囲に出る痛みの原因にもなります。慢性的な腰痛、痛くて動けなくなるほどの腰の痛み、五十肩?のような痛みや可動域制限、頭痛、股関節の奥の痛みなどでもトリガーポイントが見られ治療をすることで普段から消えない、厄介な痛みを取ることができます。
BR鍼治療
身体の各所と対応している頭にある反応点を用いて局所的な痛みの緩和、可動域の改善。五十肩、ぎっくり腰、慢性腰痛、歩行時の膝の痛み、自律神経系の症状、頭痛、捻挫など様々な痛み、動きの制限などで効果を発揮します。頭鍼療法を合わせた方法で当院での治療。MPFと組み合わせ行うことで更に効果を発揮します。一度受けてみたいという方は治療の前、予約の段階で早めにご相談ください。ストレス性の頭痛や慢性疾患で最近は治療を受ける方が多いです。詳しい内容はスタッフにお声掛けください
延長
根本改善、筋膜リリースとMPFによる骨盤周囲の歪み、全身の歪みの矯正に加えより痛みの強い箇所や一度の治療で効果を出してほしいという場合にはいつもの治療に組み合わせて受けることをお勧めいたします。痛み以外にも冷えやむくみ、張り感の強いところ、前から気になっていたところなど。ご相談いただければそこに合わせた時間の提案をいたします。