スタッフブログ
ずっと作業していると手首が痛くなる!!つらい腱鞘炎の原因と治し方!!
武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら
らいおんハート整骨院武蔵野 三鷹駅から徒歩20分。
平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。
日曜・祝日は17:00まで通しで診療しております。
当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
先日いらっしゃった患者さんで
「仕事でずっとパソコン作業をしてると手首から肘にかけて痛くなる」
などの腱鞘炎による症状を訴え来院された方がおりました。
現在私達が生活している中で明らかに昔と比べて変化したのは、パソコンやスマートフォンの普及でしょう。
それによって現代病ともいわれる(眼精疲労、ドライアイ、ストレートネック、巻き肩、今回取り上げる腱鞘炎)などが増えて来ています。
■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。
・普段から仕事でパソコンやスマホをよく使う
・首こり、肩こりが酷い
・最近視力も落ちてきた
・疲れが酷いと頭痛がたまにある
・運動不足気味
■姿勢や体型チェック
ストレートネックと猫背気味、右の巻き肩がとくにひどく体型は痩せているものの下半身がむくんでおり股関節周囲、足関節周囲の筋肉がカチカチでした。
運動検査
痛みが特に強く出ていたのは右手首でした、動きは親指を他の4指で柔らかく包み込みグーの状態を作ってもらったら下に手首を持っていくとちょうど手首に痛みが起こりました。(このテストはアイヒホッフテストと呼びます)
腱鞘炎とはどんな病気ですか?
参考文献:ばね指(バネ指)の治し方】マッサージとテーピングで改善する方法 指の体操とツボ押しも紹介 – 特選街web
腱鞘炎とは腱をおおう腱鞘に起こる炎症のことで、強い痛み、熱感、腫れを伴います。
「腱」とは骨と筋肉をつなげる組織で筋肉の動きを関節に伝えます。
「腱鞘」とは何本もある腱をスムーズに動くように固定しており、トンネルのような形をしています。トンネル状の腱鞘の中を腱が通っていて手を動かすと腱鞘の中を腱が行ったり来たりします。
私達が指を動かすとき、腱鞘の中をスムーズに腱が動いてくれています。しかし指を早く動かせば腱が腱鞘の中を激しく動くことになり、回数が多ければ腱と腱鞘が擦れ合う回数も多くなります。
擦れ合う頻度が高すぎれば、腱と腱鞘が炎症を起こし、腱が太くなっていきます、それによって腱鞘の中はどんどん狭くなっていきます。動きがスムーズでなくなった状態で腱と腱鞘が強くこすれあえば炎症もさらに悪くなり痛みをましていきます。「その状態が腱鞘炎なのです」
腱鞘炎は手首だけじゃない
腱鞘炎は手首の痛みのことと理解している人も多いと思いますが、腱鞘は手首だけにあらず、足首にもあります。手首に症状が出てしまいやすいのは日常生活で頻繁に使っている部位であるためでしょう。
腱鞘炎の種類
最も多い腱鞘炎は次の3つに絞られます。
ピアニストや美容師、大工、パソコンやスマホを使う職業の方に多くみられます。
手首の腱鞘炎は、親指の付け根に痛みと腫れが生じるもので「正式名称はドケルバン病」といいます。はじめは手首の疲労感から始まり、だんだんと痛みが増し、動かさなくても痛みが出るようになって放置しておくと日常生活に影響を及ぼします。ひどい人は夜眠れなくなる方もいるほどです。
スマホの左右上下に片方の親指で操作したり、パソコンのキーボードを多うときも親指の使用が多い場合などは要注意です。親指を動かす筋肉はいくつかあります、スマホの画面などを下から上にスクロールするような動きをする「短母指伸筋」とスマホの画面を右手の場合は左に広げる、スワイプするような動きで使う「長母指外転筋」があります。
親指を伸ばす動きで痛いのか広げる動きで痛いのか一度確認してみましょう。
肘の腱鞘炎は、肘の外側が痛むタイプと肘の内側が痛むタイプと二通りに分けられます。
肘の外側が痛むタイプの腱鞘炎は、タオルを絞るような手の動き、ドアノブを時計回りに回すような動きをする場合、肘の外側から前腕にかけて痛みが起こります。正式には「上腕骨外側上顆炎」といいます。又はテニス肘と呼ばれたりもします。
肘の腱鞘炎の原因は肘の使いすぎだけではなく、手首の使いすぎが影響を及ぼしています。
パソコンのキーボードやスマホ操作で指を酷使すると、指の腱鞘炎になる可能性が高くなります。指の手の平側には指を曲げる屈筋腱があります、指を曲げる時に腱が引っ張られますが、そのときに指から腱が浮かないよに腱鞘が抑えています。
先程と同じく指を使いすぎれば、腱は太くなり、腱と腱鞘が擦れ合い炎症を起こします、症状が進むと指の曲げ伸ばしに引っかかりを感じ、更に進行すると曲げた指が真っ直ぐに戻しにくくなります。
曲げた指がなかなか元に戻らないので戻る時に急に指がピンとバネが弾けたように戻ることがあります、これを「バネ指」と呼んでおり、指の腱鞘炎の特徴的な症状になります。
女性ホルモンと腱鞘炎の関係!?
腱鞘炎は男性にこそ多い病気でしたが、女性の腱鞘炎も増えて来ています。女性ホルモンのバランスが変化する産後や閉経後が多いといわれています。
女性ホルモンの一つに「プロゲステロン」があります、このホルモンは排卵直後から次の生理が始まる前までに多く分泌され子宮内膜を厚くしたり体温を上げたりして妊娠を助けます。一方プロゲステロンには産後、出産で広がった骨盤や緩んだ子宮を元に戻す働きがあり、「腱鞘」も収縮させる働きがあります。
この働きによってただでさえ腱鞘炎になりやすい上にオムツ替えや抱っこなどで手を使いすぎるので腱鞘炎のリスクを高めてしまうのです。
また更年期の女性には「エストロゲン」というホルモンが減少していきます。エストロゲンの働きには妊娠を助けたり女性らしい丸みを帯びた身体を作る、良い肌を保つなどの働きがあります。そのため更年期になると腱や腱鞘の柔軟性が低下して擦れあった時に負担がかかり腱鞘炎が起こりやすくなるのです。
腱鞘炎が長引く理由とは?
腱鞘炎で悩む方の多くには、慢性的に痛みが続いている方が多いのではないでしょうか。その理由も説明していきます。
①腱鞘炎が2つ以上合併している
「手首の腱鞘炎」「肘の腱鞘炎」「指の腱鞘炎」が長引く腱鞘炎の場合、2つ以上合併している可能性があります。
単独の腱鞘炎、例えば手首の腱鞘炎を治療しても良くならない時は、肘、もしくは指の腱鞘炎も疑ったほうが良いかもしれません。
②生活習慣で悪化させている
腱鞘炎の原因は「使いすぎ」によるものが大きいですが、やはり使いすぎていることと休ませることを放置していることが大きいです。
症状が強いときにはスマホやパソコンの使いすぎの習慣を見直しましょう。
③無理なストレッチをしている
ストレッチは筋肉に良いというイメージがあるかと思いますが腱鞘炎は怪我をしている状態なのでそこでさらに無理なストレッチは禁物です。
腱鞘炎は使いすぎた筋肉が緊張して収縮している状態ですのでこれをさらに引っ張るのは痛みを更に起こしてしまいます。
できれば入浴やホットパックで温める、また当院の手技治療や鍼治療をおすすめです。
初回の治療、腱鞘炎の治し方
当院では、腱鞘炎の要因として「筋肉が硬さ」に着目しています。現代ではスマホやパソコンなどの普及とともにデスクワーク中心であり、同じ姿勢で過ごすことが非常に多くなっています。
それに伴い首肩、腰に掛かる負担は昔の比では有りません。当院の治療はその硬くなった筋肉をほぐしていくことから始まります。硬くなった全身の筋肉をほぐすことにより負担も減り、症状が緩解していきます。
当院独自の手技療法MPFは医学的、生理学的根拠に基づいており、硬くなっている筋肉を1㎜単位で探り、直に圧迫・摩擦を加えアプローチしていきます。それによって血液循環を良くし、痛み、硬さ、しびれを改善していきます。また手技治療に鍼治療を加えることにより治療効果を高め症状を早く治す効果が期待できます!!腱鞘炎の治療には当院のトリガーポイント鍼をおすすめいたします!!
初回の治療では手技治療とトリガー鍼を合わせて施術させていただき、痛みも最初と比べて半分まで軽減されました。現在は無理のない範囲で定期的に治療に来ていただいております。
今回は「腱鞘炎」のブログでした。
これらの症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください。
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