スタッフブログ
寝ている時に起こるこむら返り!!こむら返りの原因、メカニズムの話
武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら
らいおんハート整骨院武蔵野 三鷹駅から徒歩20分。
平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。
日曜・祝日は17:00まで通しで診療しております。
当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
患者さまからよく、次のような質問を受けることがあります。
「どうして、ふくらはぎが突然つるの?夜中に起こるの?どうやったら治るの?」
深夜に突然「ふくらはぎ」がつって激痛を伴う「こむら返り」
熟睡できず悶絶しながら過ごさなければならないのはつらいもの。
それにちなんで今回は「こむら返り」について、こむら返りの付き合い方、解決策ついて詳しく書いていきます。
こむら返りのチェック表
まず以下に当てはまるかチェックしてみましょう!
・少しの運動でも疲労が溜まりやすい
・普段運動する習慣が少ない
・ビタミン、ミネラル不足、食生活が偏っている
・利尿作用のある、コーヒー、お茶などを摂ることが多い
・手足がよく冷える
・お腹の調子が悪い、下痢しやすい
・足がよくむくむ
・入浴をすることが少なくシャワーが多い
・タバコを吸っている
・アルコールを摂取することが多い
・精神的ストレスを受けることが多い
こむら返りとは何ですか?
「こむら返り」は医学的用語で呼ぶと「有痛性筋痙攣」といいます。こむらというのは古い言葉でふくらはぎを表しています。
筋痙攣はふくらはぎ以外でも起こり胸にある大胸筋、手首と肘をつなぐ腕撓骨筋、すねにある前脛骨筋、お尻の深部の梨状筋などが多いです。
筋肉がつるとき医学的にみると何が起こっているの?
普段我々が生活している状態で人間の全ての骨格筋にはセンサーが備わっており、筋肉や腱が縮みすぎたり伸びすぎたりしないようにうまく調整し筋肉が傷まないようにしてくれています。
・筋肉が伸びすぎないように働く筋紡錘
・筋肉と腱の境目にあり筋肉が伸び過ぎないよう、縮みすぎないよう働く腱紡錘
この2種類のセンサーがあります。
筋肉が急に伸びすぎたのを感知するとその情報は脊髄に伝わり脊髄が縮めと指令を送ります→これを伸張反射といいます。
筋肉が縮むときも伸びるときも常に腱と筋の境目に有り調節に働く→これを自己抑制といいます。
これらの仕組みは、脳による働きを必要としない脊髄反射で意識しなくても常に働いています。ところが様々な要因からこれらのセンサーの働きが低下し「筋肉をゆるめよ」という指令が出なくなります、それによって筋肉が勝手に暴走している状態が「こむら返り」なのです。
こむら返りメカニズム
私達人間の体には自分の意志で動かせる筋肉=骨格筋があります。(全身に400個近くあります)こむら返りになると痛みを伴って強く収縮した状態が続き、自分の意志では動かすことができません。
人間は痛みを感じると交感神経優位となり、体が戦闘態勢になりますから筋肉の緊張も高まり硬くなります。
交感神経優位の作用から同時に血管の収縮も起こります、血管が収縮し続けると血流の悪化により細胞への酸素供給不足となり発痛物質が算出されます、痛みがし続ける間は筋肉も収縮し続ける傾向にありますます悪循環に陥ります。
これらがこむら返りのメカニズムです。
ふくらはぎがつりやすいのはなぜか?
①抗重力筋である
地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉を抗重力筋と呼び、頸部の筋肉、大胸筋、脊柱起立筋、腹筋群、腸腰筋、大殿筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、前脛骨筋、下腿三頭筋が主になります。
抗重力筋は立っているだけでも緊張しているため負荷がかかりやすいのです。その中でもふくらはぎとよばれる下腿三頭筋は立っている時は姿勢を支える役目を、歩くときには収縮と弛緩を繰り返すため疲れやすいのです。
②心臓から離れている
ふくらはぎは心臓より最も離れた場所にある抗重力筋であり、重力のためむくみや血流が滞りやすくそのため冷えやミネラル不足を招きこむら返りを起こしやすくなります。
③冷気の影響を受けやすい
冷たい空気はどうしても下へ下へいこうとします、夏でもその影響は変わりません。冷えを受けると筋肉はこわばりやすく血流も滞りやすくなるため要因の一つになります。
④寝ている時の姿勢
寝ている時は手足の先の体温が下がりやすくまた何かの拍子で布団から手足がはみ出てしまうこともあります。また掛け布団の重みでつま先が下がりふくらはぎの筋肉が収縮しやすくなってしまうことも要因の一つに上げられています。
寝てるいる時に起こりやすいのはなぜ?
①筋紡錘、腱紡錘の働きが悪くなる
これは誰しも当てはまる要因のひとつで筋肉のセンサーである筋紡錘、腱紡錘の働きが低下します、それに複数の要因が加わることで起こりやすなります。
②筋疲労が蓄積し過ぎる
筋肉量の少ない人(年寄り、運動不足の人)は筋肉が疲れやすく、回復が遅い傾向にあります。蓄積した筋疲労が回復しないまま就寝すると睡眠中、筋紡錘、腱紡錘が誤作動を起こしやすくなります。
③脱水
眠っている間にも、0.5L程度の水分が失われています、それにより血流不足が起こりやすくなります
運動中、運動後に起こりやすいのはなぜか?
激しい運動を持続して行うと汗と共にミネラルが失われます。
ミネラルのうちカルシウムとマグネシウムは筋肉の収縮と弛緩のために互いに助け合いながら働いています、筋肉の収縮を繰り返すとカルシウム、マグネシウムが大量に消費されて筋肉疲労を起こします。
これによってミネラルが不足する+筋紡錘、腱紡錘のセンサーの誤作動が起きることで足がつりやすくなります。
加齢で起こりやすくなる理由
①筋肉量が少なくなる
筋肉は20代がピークで加齢と共に減少していきます、65歳以上では6割の人がこむら返りを経験しています。ふくらはぎは第2の心臓といわれるように歩行により伸縮してポンプのように働き、血液を心臓に戻そうとします。
足の筋肉量が減少すると血流が滞り、筋肉の収縮・弛緩に関わるミネラルが十分に行き渡らなくなります。また筋肉量の減少により基礎代謝(体の中で様々な物質を作りまた分解する働き)も悪くなるためこむら返りの要因の一つになります。
②筋肉疲労が溜まりやすい
加齢によって基礎代謝が悪くなり、疲労回復が遅れるため寝ている間に起こりやすいといわれています。
③動脈硬化
中高年は動脈硬化になっている確率が高く、血流不足がこむら返りを招きます。
④病気や薬
加齢に伴う生活習慣病(高血圧、糖尿病)、腰椎疾患(脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア)、薬の影響が要因の一つになります。
お酒とこむら返りの関係
アルコールには利尿作用があるのと肝臓でアルコールを分解するために多くの水分とミネラルが失われてしまうためお酒を飲むとどうしても水分不足がちになります。
それによってこむら返りが起こりやすくなります、チェイサーとして水分、ミネラル豊富なおつまみを取りながら楽しく摂取しましょう。
当院の治療方法
当院では、こむら返りなど痛みの要因として「筋肉が硬さ」に着目しています。
現代ではスマホやパソコンなどの普及とともにデスクワーク中心であり、同じ姿勢で過ごすことが非常に多くなっています。
それに伴い首肩、腰に掛かる負担は昔の比では有りません。当院の治療はその硬くなった筋肉をほぐしていくことから始まります。
硬くなった全身の筋肉をほぐしていくことにより、足にかかる負担も減り、症状が緩解していきます。
当院独自の手技療法MPFは医学的、生理学的根拠に基づいており、硬くなっている筋肉を1㎜単位で探り、直に圧迫・摩擦を加えアプローチしていきます。それによって血液循環を良くし、痛み、硬さ、しびれを改善していきます。
これらの症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください。
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