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つらい手や腕のしびれで悩んでいる方へ!!胸郭出口症候群の原因と治療法
武蔵野市・三鷹駅・西東京市駅周辺で
『胸郭出口症候群 手のしびれ 腕のしびれ 』でお困りなら
らいおんハート整骨院武蔵野
三鷹駅から 徒歩20分 武蔵境駅 徒歩20分
平日・土曜日・祝日ともに20:00まで
日曜は17:00まで通しで診療
当院には交通事故による頭痛からその他症状まで
根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は、肩や腕に痛みやしびれ、感覚異常が現れる疾患です。この症状は、肩甲骨と鎖骨の間にある「胸郭出口」と呼ばれる部分で、神経や血管が圧迫されることによって引き起こされます。胸郭出口は、腕や手に向かう神経と血管が通過する重要な経路ですが、この部分で何らかの要因により圧迫が起こると、血流や神経伝達が妨げられ、さまざまな症状が発生します。
本記事では、胸郭出口症候群の原因や症状、そしてその対処法について詳しく解説します。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは?
胸郭出口症候群とは、肩や腕、手の神経や血管が、鎖骨周辺で圧迫されることによって起こる一連の症状を指します。これにより、痛みやしびれ、感覚の異常、さらには力が入らなくなるといった問題が生じます。具体的には、以下の3つの要素が圧迫の対象となることが多いです。
①腕神経叢(わんしんけいそう)
腕神経叢は、首から腕に向かう神経の束で、胸郭出口の狭い部分を通過します。ここで神経が圧迫されると、しびれや痛みが腕や手に広がることがあります。
②鎖骨下動脈(さこつかどうみゃく)
鎖骨の下を通る動脈も胸郭出口を通過します。この動脈が圧迫されると、血流が悪くなり、腕や手が冷たく感じたり、青白くなることがあります。
③鎖骨下静脈(さこつかじょうみゃく)
血液を心臓に戻す静脈が圧迫されることで、腕や手のむくみや重だるさを感じることがあります。
胸郭出口症候群の原因
胸郭出口症候群が発症する原因はさまざまで、個々のケースによって異なりますが、主に以下のような要因が考えられます。詳しく説明していきましょう。
①筋肉の異常
胸郭出口には、斜角筋(しゃかくきん)という首から肩にかけて存在する筋肉が関与しています。これらの筋肉が過度に緊張すると、神経や血管が圧迫される可能性が高まります。特に、デスクワークやスマートフォンの長時間利用など、不良姿勢が続くと、斜角筋が硬直して胸郭出口症候群を引き起こすリスクが高まります。
②鎖骨や肋骨の異常
生まれつき鎖骨や肋骨の形状に異常がある場合、胸郭出口のスペースが狭くなり、神経や血管が圧迫されやすくなります。特に、第1肋骨が通常よりも上に位置している場合や、鎖骨が過度に前方へ傾いている場合、圧迫のリスクが増加します。
③姿勢不良
長時間の悪い姿勢、特に肩が前方に出て首が前に傾く姿勢(猫背)や、頭を長時間下げている状態は、胸郭出口症候群の発症リスクを高めます。これにより、胸郭出口周辺の筋肉や関節に不均衡が生じ、神経や血管が圧迫されやすくなります。
④外傷や事故の後遺症
過去に肩や首の外傷、特に交通事故などでむち打ち症(頸椎捻挫)を経験した場合、筋肉や組織が硬直しやすくなり、その結果、胸郭出口の圧迫が起こることがあります。
⑤反復運動や重労働
頻繁に同じ動作を繰り返す仕事や、重い物を持ち上げる労働を続けていると、肩や腕に負担がかかり、胸郭出口症候群の原因となることがあります。特に、手や腕を頭の上に持ち上げる作業を頻繁に行うと、神経や血管に負担がかかりやすくなります。
⑥冷え
冷えによって血行が悪くなると、筋肉が硬くなり、症状が悪化しやすくなります。特に冬場や冷房の効いた環境では、肩や首を冷やさないように注意しましょう。
胸郭出口症候群の対処法
胸郭出口症候群の対処には、まずは原因に対処することが重要です。以下に、具体的な対処法をいくつか紹介します。
①姿勢改善
胸郭出口症候群を予防・改善するためには、正しい姿勢を保つことが基本です。デスクワーク中は背筋を伸ばし、肩甲骨を引き締めるよう意識しましょう。また、長時間同じ姿勢で座り続けるのではなく、定期的に立ち上がってストレッチを行うことも有効です。
②筋肉のストレッチとマッサージ
胸郭出口症候群を改善するためには、斜角筋や肩甲骨周りの筋肉を柔らかく保つことが大切です。日常的に首や肩のストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐすことで、神経や血管の圧迫を軽減できます。また、マッサージによって筋肉の柔軟性を保つことも有効です。
③筋力トレーニング
筋肉の柔軟性だけでなく、筋力を適度に鍛えることも重要です。肩や背中の筋肉をバランスよく鍛えることで、姿勢を保ちやすくなり、胸郭出口症候群の再発を防ぐ効果が期待できます。
④温熱療法
痛みやしびれが強い場合、温熱療法が有効です。温かいタオルやホットパックを使って、肩や首を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。ただし、炎症が強い場合は、逆に冷やす方が効果的なこともあるので、症状に応じて対応を変えましょう。
当院の治療方針
硬くなっている筋肉の中には、筋肉のしこり「筋硬結」が存在しているため医学的、生理学的根拠に基づいた当院独自の手技療法によって筋硬結を1㎜単位で探り分け、それをほぐしていきます。
独自の手技療法とは?
当院独自の手技治療はMPF療法と呼んでいます。医学的、生理学的知識に基づいて筋肉の硬さを取り、血液循環を良くして症状、痛みを改善していきます。症状によっては、手技療法に加えトリガーポイント鍼を組み合わせます。それによって通常の5~6倍以上の効果を期待できます。
早期改善が認められる症例では、痛みが取れるまでに約1ヵ月ほど時間はいただきました。それ以降は週に1回から2週に1回のメンテナンスとして当院をご利用いただいております。
その間に当院でおすすめしているインソール×骨盤矯正を行い日常生活での予防を行なっております。
またスポーツでの怪我なども対応しておりますの、お子様や成長期の頃の怪我はスポーツパフォーマンスの低下と今後の膝の痛み、腰痛、猫背、精神的疾患と深く関わってくることが分かっています。
つらい症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください!!
今年も土日祝日休まず診療しております!