あなたのそばに潜む頚椎症のつらい症状とは？当院の治療法と予防法！！

スタッフブログ

あなたのそばに潜む頚椎症のつらい症状とは？当院の治療法と予防法！！ 2023年6月2日

あなたのそばに潜む頚椎症のつらい症状とは？当院の治療法と予防法！！

武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら　

らいおんハート整骨院武蔵野　三鷹駅から徒歩20分。

平日・土曜日ともに２０：００まで診療しています。

日曜・祝日は１７：００まで通しで診療しております。

当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。

先日いらっしゃった患者さんで

｢首肩が異様に凝る…最近手にしびれも出てきた…。｣

とつらい首肩の症状を訴え来院された方がおりました。

◎患者様のお話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。

・昔から頸肩が凝る

・猫背で背筋が丸まっている

・デスクワークが多く同じ姿勢を保つことが多い

・あまり運動をしていない

◎運動検査

まず身体のバランスに着目し、重心のチェック、歩き方からみていきます。長年の姿勢の乱れから骨盤が歪み左右の傾きと前傾気味で股関節周りに大分ストレスがかかっていました。また背筋を伸ばし座ってもらうと無意識に猫背になっており、頸に負担がかかり、筋肉の使い方にアンバランスが生じて実際に痛みを出している場所以外にも負荷がかかっていました。

頚椎症はどんな症状？？

頚椎症は、

①頚椎症性神経根症と

②頚椎症性脊髄症の２タイプがあります。

①頚椎症性神経根症

頚椎症の初期に多いといわれている。椎骨と椎骨の間にある椎間板が加齢による変化で弾力性が失われもろくなり亀裂が入る。椎間板が変形し椎骨に骨棘という棘ができて神経の根本を圧迫するため起こる。

症状として痛み、しびれ、感覚の異常、筋力の低下、上肢、手指の動かしづらさがある。

②頚椎症性脊髄症

頚椎の変性が進み、神経根症から更に進んだ状態で発症することが多い。椎骨にできた骨棘という棘（とげ）が椎骨の後方にある脊髄も強く圧迫するようになる。神経根症では片方の上肢や手に症状があらわれることが多いが、脊髄症は両側に現れるケースが多くみられます。

重症化すると腰や足に症状が及び痛み、しびれのほか足の麻痺、排泄障害が起こる場合があります。そこまで来ると回復も難しくなり、手術をしなければならない恐れもあるので自己判断せず医師に相談しましょう。

頚椎症の当院の治療

頚椎症の当院の治療では

①椎骨間の負担を減らす

②神経の出入り口に負担をかける多列筋へのアプローチ

③骨盤矯正、猫背矯正を行い姿勢の改善で症状の出にくい体つくり

をおこなっていきます、椎骨間の負担と多裂筋が緩む事により、神経の圧迫が軽減して症状が良くなっていきます。

頚椎症の人はどんな枕を選んだら良いでしょうか？

枕の役割は布団と頸との間にできる隙間を埋めて頚椎の緩やかなカーブを保つ役目をしています。

理想の枕の高さは、布団などの寝具に対して頸の角度が約５度になるものが良いとされています。できるのであれば、実際に枕に頭をのせてみて頸の隙間を埋める高さのものを選ぶと良いでしょう！！

◆枕を選ぶ際に気をつけるべきポイント

①寝具から頸の角度が約５度

②硬さは硬すぎず柔らかすぎず

③大きさは寝返りをすることを考慮し頭３つ分くらいが乗る大きさ

④素材は熱がこもらず、汗を吸収、発散させる通気性の良いもの

頚椎症の人のための猫背防止筋トレ

頸の痛みの原因は、同じ姿勢を長く取り続けたりすることで姿勢の歪みが起こることが根本にあります。正しい姿勢の妨げになるのに猫背姿勢があります、猫背姿勢を矯正するのに腸腰筋を鍛える筋トレを行うのが効果的です。腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ筋肉で腰椎を支える役割があります、腰が安定すると背中の自然なS字カーブが保てるようになり猫背解消に役立ちます。