肩こりの起源は紀元前から？！肩こりのメカニズム＆予防方法

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肩こりの起源は紀元前から？！肩こりのメカニズム＆予防方法 2023年4月12日

肩こりの起源は紀元前から？！肩こりのメカニズム＆予防方法

武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら　

らいおんハート整骨院武蔵野　三鷹駅から徒歩20分。

平日・土曜日ともに２０：００まで診療しています。

日曜・祝日は１７：００まで通しで診療しております。

当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。

４月に入り、だんだんと暖かくなってきましたが、
新年度が始まり、新しい環境で新生活が始まった人も多くいると思います。

新しい職場や、慣れない環境でのストレスなどが溜まってくるかと思います。

特にデスクワーク系のお仕事をされている方は、１日座って過ごすことが大半ですので、
ほとんど身体を動かすことがないでしょう。
そうなりますと、首や肩周りが固まってしまい痛みやだるさが身体に現れ始めます。

精神的にも肉体的にも疲弊して何らかの変調が出始める前に、
自分自身でできるセルフケアやメンテナンスが大事になってきます。

今回は、現代人の多くが悩まされている「首肩こり」についてお話しいたします！

肩こりの歴史

2019年の国民生活基礎調査によると、病気や怪我などで自覚症状のあるものを調査したところ、
男性の1位は腰痛、2位は肩こり
女性の1位は肩こり、2位は腰痛という結果が出ました。
それ以前の調査でも数字は多少の変化はあるものの、順位は同じでした。
特に女性は肩こりと腰痛両方に悩んでいる人がほとんどです。

そもそも「肩こり」は一体いつ頃から増え始めたのでしょうか？

肩こりや腰痛の始まりは、紀元前2900年ごろ。
きっかけは狩猟主体から農耕生活に移行したためと言われています。
更に時代が進み産業革命が起こり、便利なものが出来始めたことで、
身体を動かしたり鍛えることが減って、首や肩・腰痛が増え始めてしまいました。

今後、更にテクノロジーは発展していくことが予想されますので、
肩こり、腰痛は増加し、症状が悪化する可能性が高いです。

なぜ肩こりになるの？

肩こりは首や肩周辺の血行不良による筋肉疲労が原因と言われています。
肩こりになりやすい要因としては、首の構造が関係しています。
背骨は首の頚椎、胸や背中の胸椎、腰の腰椎、仙骨と尾骨に分かれています。
胸椎部分は肺や心臓を守るために、肋骨がありますが、
頚椎と腰椎は背骨以外に支えてくれる骨がないため不安定です。
そのため、胸椎と比べて痛めやすく筋肉への負担が大きいので、
周囲の筋肉である首や首と繋がる肩の筋肉、腰の筋肉が緊張して固まりやすくなります。
元々固まりやすい肩の筋肉を長時間動かすことなく固まったままにすれば、
首に多大な負担がかかってきてしまいます。
特に首は頭を前に倒すほど首や肩に負荷がかかるので、
デスクワーク主体の仕事をされている方は首や肩こりになりやすくなるのです。

肩こりの改善方法

肩こりは血液循環を促すことで改善されます。
血液の流れをよくするためには筋肉を温めてあげると効果的です。
カイロやお風呂で身体を温めて血流を促しましょう。

その他に、家で簡単にできるストレッチをご紹介します。

①首肩横ストレッチ
1、頭の横に手を当てます
2、頭を横に倒して伸ばしている側の肩を下げます
左右各30秒

②首肩後ろストレッチ
1、両手を後頭部の後ろで組み、頭を胸に近づけるように頭を倒します。
この時背中は後ろに引くようなイメージでやりましょう。
30秒目安

③首肩前ストレッチ
1、両手の親指を顎下に引っ掛けて、胸を前に押し出す意識を持ちつつ、頭を後ろに倒します。
30秒目安

食べて肩こりを防ぐ！

ビタミン

他に肩こりの解消法として「食べ物で肩こりを予防する」というのがあります。
ここでは特に効果的とされるものをご紹介します。
ただし、下記であげた食べ物は薬のように肩こりに効くというわけではないのでご注意ください。

❶バナナとミルク
バナナに含まれるセロトニンはストレスを緩和する効果があると言われ、
ミルクに含まれるカルシウムは気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。
この二つの成分の効果によってストレスを和らげて間接的に肩こりの予防となると考えられています。

❷レモンティー
人間はストレスを感じた時アドレナリンという物質を分泌します。
アドレナリンはストレスを感じた時に、それを和らげる作用がありますが、
ビタミンCが不足していると十分に作ることができません。
ビタミンCと言えばレモンですが、そのまま摂取するには難しいので、
レモンティーなら毎日の習慣にしやすく、継続的に摂取することが可能です。
レモンに含まれるクエン酸は疲労物質である乳酸を分解する働きもあるので、
肩こりには良いとされています。

❸グレープフルーツ
肩こりになると交感神経優位になるので筋肉が緊張しやくすなります。
それによって血圧が上がりやすくなり、身体への負担が増えてしまいます。
血圧を上げる原因物質の一つにナトリウムがありますが、
カリウムにはナトリウムを排出して、血圧を下げる効果があります。
このカリウムを多く含むのがグレープフルーツです。
グレープフルーツはアドレナリンを作るビタミンCも豊富に含まれているので、
肩こりに改善に良いと言われています。

ビタミンC、カルシウム、クエン酸などが不足していると肩こりの症状が悪化する可能性があります。
一度にたくさんとる必要はないですが、日常的に少しずつ摂取できる食生活を心がけましょう。