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久しぶりに運動したら足が痛い…アキレス腱炎の原因と治療方法
武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら らいおんハート整骨院武蔵野 三鷹駅から徒歩20分。平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。日曜・祝日は17:00まで通しで診療しております。当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
先日いらっしゃった患者さんで
「久しぶりに運動したらアキレス腱が痛い…身体も重い」
などの症状を訴え来院された方がおりました。
■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。
・昔はテニスやランニングなど頻繁に運動をしていた
・ここ数年仕事が忙しく休みの日も寝ていることが多い
・たまに寝違えや腰痛がある
・最近猫背が気になる
■運動検査
在宅ワークから職場での仕事も増えるようになり、身体を少し軽くしようと久しぶりに運動をしたところ、その夜にアキレス腱に違和感を感じ、しばらく経っても痛みが消えないとのこと。じっとしていれば痛みは感じないが軽く走ると痛くなるので知り合いから薦められて来院されました。
姿勢から身体全体を診ていくと猫背気味でストレートネック、身体も硬く前屈しても指先が床から30㎝も離れており、足もO脚気味で外側に開いていました。つま先立ちをするように踵を上げてもらうとアキレス腱周囲に痛みが発現しました。
アキレス腱炎ってなに?
アキレス腱炎は、急な運動や動作でアキレス腱に負荷がかかる動作で腓腹筋やヒラメ筋が急激に収縮されたり、また急激に引き伸ばされたりするときに起こります。
また事故や転倒などによって外部からアキレス腱に何らかの負荷がかかった場合でも起こる可能性があります。高齢者やリウマチを持っている人は、筋肉、腱、靭帯などが弱くなっているために症状が起こりやすくなります。
症状は、運動をするとふくらはぎからアキレス腱、踵にかけて痛みがあらわれます。湿布を貼って安静にしていれば良くなることもありますがしばらくするとまた痛みが出る場合があります。
アキレス腱炎の原因とは?
若い方は、使い過ぎや普段使わないのに急に運動することにより症状が起こります。中高年以上は、筋肉、腱、靭帯の柔軟性の低下から起こります。
アキレス腱は、コラーゲン繊維からできているので年をとると柔軟性がなくなり硬くなります。そこに急激な力が加われば下手をするとアキレス腱断裂にもなりかねません。特に若いときにスポーツをしていた方は、アキレス腱が部分断裂などをしてそのまま少し残ったまま治癒している可能性もあるので注意が必要です。
もし症状が起こったら、2、3日はアイシングや湿布をして安静にしましょう。一度医師に相談をしてみてもらいましょう。
まずは正しい予防から
・足首、ふくらはぎのストレッチ
腰掛けた状態で足首を全方向にゆっくり伸ばしていきましょう。また足を前後に開いたらアキレス腱を十分に伸ばしていきましょう。
・血流を良くする
小さいカイロを貼っておく、また入浴や温泉などで患部を冷やさないようにしっかりあたためましょう。
痛みを慢性化させないために
■動かさない方がいいのか?→動かした方がいいのか?
症状が現れるとじっとして動かさないほうがいいのか、それとも軽い運動をしてなるべく動かしたほうがいいのか聞かれることがあります。
これは個人差もあり、重症度にもよりますが、一般的にはまず痛みが出始めたときは2、3日は安静にして冷やし湿布などを貼っておく。その後、腫れや熱感が無ければ温めたり、マッサージなどをして患部周囲の血液循環を良くして症状を治していきます。
痛いからといってじっとしているだけでは良くなりません。痛みをかばうことで他の筋肉に負荷をかけたりすれば全体のバランスが悪くなりまた違う症状があらわれてきます。
■痛い原因って何?
痛みを感じると無意識に痛みから避けようと疼痛抑制姿勢をとり、痛い場所をかばうようになります。この姿勢をずっと取り続ければ痛みとは違う場所に負荷がかかります、また「痛っ」と痛みが起こった瞬間、防御反応として筋肉が収縮するため筋肉が硬くなりやすくなります。
筋肉が硬くなれば、一箇所に痛みを感じる発痛物質や疲労物質、老廃物も溜まりやすくなります。そのため動かさないでじっとしている人は、この状態がずーっとつづくため痛みが慢性化しやすいのです。
痛みの原因がどこにあるのか?ただ痛みを薬でとるのではなく根本的に解決していくことが肝要になります。ですので当院の治療によってこの悪循環を断ち切っていきます、原因になっている筋肉を緩め血液循環を改善し、本来の筋肉の状態に戻していきます。
■治療すべき考え方
自動車の車体にはタイヤが付いています。タイヤがパンクして車体が傾いてしまったら真っ直ぐに走れるでしょうか?
人で言うところのタイヤは「関節」であり、とても重要です。症例の改善として足に着目してみましょう、腰痛や膝の痛みを持っている人でよく外反母趾や扁平足をお持ちの方がいます。外反母趾や扁平足があると、自分では上手に歩けているつもりでも立っているときや歩いているときに足底の付き方に影響してきます。
人の潜在意識には真っ直ぐ歩きたいとインプットされているので正常な部分の背骨や股関節、膝関節が余計な負担を背負い全身に影響を及ぼします。これを運動連鎖と呼びます。この運動連鎖は良くも悪くも全身に影響を及ぼしますので足関節、膝関節、腰部、肩関節、首関節を含め全身的に改善していくことが大切です。
当院の治療
慢性的な症状に悩んでいる人は、筋肉が硬くなっており、うまく機能していないケースが多く見られます。その機能していない筋肉がうまく働けるように治療をおこない、血流改善と柔軟性を高めていきます。症状が落ち着いてきたら、姿勢矯正、骨盤矯正もおこない痛みの出にくい体つくりもおこないます。
硬くなっている筋肉には、筋肉のしこり「筋硬結」が存在しています。当院では医学的、生理学的根拠に基づいた手技療法によって筋硬結を1㎜単位で探り分け、それをほぐしていきます。
症状によって手技療法に加えてトリガーポイント鍼を組み合わせます。それによって通常の効果の5倍以上を期待できます。冒頭の患者さまも初回の治療から現在10回目の治療を終え、痛みも落ち着き、月1回のペースで通っていただいています。
今回は「アキレス腱炎」についてのブログでした。つらい身体の症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください。
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