スタッフブログ
最近、背中の張りと腰の張りがつらい!逆流性食道炎とは?症状&原因編
武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら
らいおんハート整骨院武蔵野 三鷹駅から徒歩20分。
平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。
日曜・祝日は17:00まで通しで診療しております。
当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
最近、来院される患者さんで
「最近背中、腰の張りが強くつらい…」
などの諸症状を訴える方が来院されました。
■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。
・小さい頃ぜんそくがあった
・在宅ワークが増えたコロナの時期くらいから症状が重くなった
・胸やけ、呑酸がある
・症状がつらく眠れないことがある
・身体が硬い
■運動検査
3年前、新型コロナウィルスが流行した初頭に在宅ワークになった頃から首こり肩こりがひどくなったとのこと。元々猫背気味だったが運動不足のため身体も硬くなったとのこと。胃腸はもともと弱かったけどコロナウィルスの流行とともに症状が重くなり、医師に相談したところ「逆流性食道炎」と診断されたそうです。
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎とは、胃液に含まれる胃酸が逆流して食道の粘膜が傷つき炎症が起こる疾患です。詳しく説明すると私達が食べたものは口の中で唾液と混ざり、咀嚼されることによって細かくなり咽頭と食道を通って胃に運ばれます。
食道は、喉と胃の間にある胃に食物を送る器官で30㎝程度の長さがあります、普段は平べったい形をしていますが食べ物が入ってくると食道の筋肉が伸び縮みして徐々に胃におくります(蠕動運動)食道と胃の接合部には噴門があり、そこには下部食道括約筋があり胃の中で消化したものが逆流しないようになっています。ところがこの下部食道括約筋がうまく働かなかったり、胃酸過多になったりすると胃酸が食道に逆流しやすくなります。
通常は、食道内に逆流してきた胃酸も唾液や食道の機能によって排除されますが、この排除力が弱くなってしまうと強力な胃酸によって食道の粘膜が傷つけられて「逆流性食道炎」の発症になります。
逆流性食道炎の症状とは?
逆流性食道炎の主な症状は、4つあります。
①胸やけ
逆流性食道炎の4割以上といわれていて一番多い症状です。
②呑酸
口の方まで酸っぱいものが上がってくる症状をいいます、のどの奥が焼ける感じがするときもあります。
③のどのつかえ感
のどのつかえ感は専門的に嚥下困難と呼びます、つかえ感を解消しようとして咳をすることもあります。
④胸の痛み
胸が焼けるように痛む、締め付けられるように痛いと感じます。胸が痛いと思って心臓病の発作だと思い心電図をとったけれど異常が見つからずよくよく調べて見ると逆流性食道炎だったといわれるケースがあります。
その他の症状として
・胃もたれ
・ゲップ
・膨満感
・吐き気
・ぜんそく
・声がかすれる
などがあります。
食道炎を起こす胃酸
胃液に含まれる胃酸は、鉄さえ溶かしてしまうほど強力な酸性であり、食べ物に含まれている細菌や食べ物を分解する役割があります。胃の内部は粘液で覆われているため胃酸で溶けないように守られています。
食道は食べ物を通す管で飲み込んだ食べものは5~6秒で胃まで到達し、水などの液体は1秒で胃に到達します。食道では殺菌作用、消化作用はありません、そのため胃酸が逆流してしまうと備えがないため炎症を起こしてしまいます。炎症を起こしてしまう部分は胃酸が長く溜まりやすい、食道と胃との接合部に多いです。
逆流性食道炎の原因とは?
①高齢者に逆流性食道炎が多い原因
・食道下部の括約筋がゆるみやすくなる
・食べ物を飲み下す力が弱くなるため逆流したものを押し戻せなくなる
・加齢とともに猫背になりお腹にかかる圧力が上がり胃を圧迫させるため胃酸が逆流しやすくなる
・唾液(胃酸の中和、食道内を洗浄)の分泌量が徐々に減ってしまうため
②太り過ぎ
肥満の方はお腹が出ており脂肪がついているので腹圧がかかります、食事の後は下部食道括約筋がゆるむのでこの腹圧によって胃が押されるともっとこの括約筋が緩みやすくなり、大量の胃酸と胃の内容物が食道に流れ混んでしまいます。また肥満の方は、アルコールや脂っこい食事を好みやすいのでそういう食生活も症状の原因になりやすいといわれています。
③猫背姿勢
猫背姿勢はお腹全体に圧をかけることになります、猫背になると胃は圧迫され胃酸が逆流しやすくなります。中高年にみられる逆流性食道炎の多くは骨粗鬆症による猫背が原因といわれています。
④精神的ストレス
胃腸などの消化器は自分の意志とは無関係に内蔵や血管の働きを支配する神経によりコントロールされています。
例えば、食事をして口の中に食べ物が入ってきたときや食べ物の匂いを嗅いだときなどその刺激が脳に届いて反射的に副交感神経が働き胃酸や消化酵素の分泌量が増えてます。精神的ストレスが加わると大脳皮質から過剰な電気信号が自律神経の調節を担う視床下部に伝達されます。ストレスが多くなるとこの流れに歪みが生じコントロール機能に障害があらわれます。
⑤食道裂孔ヘルニア
胸とお腹の境界には横隔膜と呼ばれる薄い筋肉の膜があります。食道には横隔膜を貫通して胃につながっています、この穴を「食道裂孔」といいます。食道裂孔ヘルニアとはタイプが色々ありますが胃の一部がこの裂孔から飛び出してしまうため逆流を十分に防ぐことができなくなります。
当院の治療について
当院では症状の原因として「筋肉の硬さ」に着目しています。
治療は、筋肉が硬くなる一番の原因である筋肉のしこり「筋硬結」をほぐしていくことから始まります。当院独自の手技療法MPFは医学的、生理学的根拠に基づいており、硬くなっている筋肉を1㎜単位で探り、直に圧迫・摩擦を加えアプローチしていきます。
それによって血液循環を良くし、痛み、硬さを取り除き症状を改善していきます。そして姿勢矯正、骨盤矯正やストレッチなどを用いて全身のアンバランスを回復させ、正しい姿勢がとれるようにしていきます。また手技療法にトリガーポイント鍼を加えることにより、治療効果を高め症状を早く治す効果が期待できます!!それに鍼灸治療は自律神経を整えるのに効果を発揮します。
初回の治療では、逆流性食道炎に影響を与える食道、胃腸の反射区、自律神経に影響を与える首肩背中、腰部と運動検査から原因筋を特定し、しっかり緩めていきました。更に深く刺激を入れ効果を最大限に引き出すためにトリガーポイント鍼も使いました。その日はしっかり温めて休んでいただくように生活指導もおこないました。
現在15回目の治療中で症状も大分緩和し、胃酸も逆流しなくなり首こり、肩こりもほぼなくなったとのこと時折、背中の張りと感じるので骨盤矯正、猫背矯正も交えながら症状の出ない身体作りを2週に1回のペースで通っていただいております。
今回は「逆流性食道炎」についてのブログでした。これらの症状でお困りの方は当院の治療を是非一度体験してみてください。
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