最近歩くと膝が痛い！！つらい鵞足炎の症状の治し方と予防法

スタッフブログ

最近歩くと膝が痛い！！つらい鵞足炎の症状の治し方と予防法 2022年6月13日

武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら　

らいおんハート整骨院武蔵野　三鷹駅から徒歩20分。

平日・土曜日ともに２０：００まで診療しています。

日曜・祝日は１７：００まで通しで診療しております。

当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。

最近、来院される患者さんで

｢ランニングを春先から始めたが最近膝痛がつらい・・・｣

などの諸症状を訴える方が来院されました。

■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。

・朝起きた直後が特に痛い

・階段の上り下りで痛みが出る

・体重も増え運動不足解消のため急に運動を始めた

・寝ても疲れが取れにくい

■運動検査

デスクワーク中心のお仕事に従事しており、姿勢はストレートネックと猫背気味。普段運動不足のため太ももの筋肉が衰え、上半身の筋肉にくらべ細い。前屈後屈をしても正常可動域の半分程度までしか届きませんでした。膝の曲げ伸ばしをしてもらうと縫工筋、半腱半膜、薄筋の停止部付近に痛みが限局して出ていました。

鵞足炎ってなんだろう？

膝関節の曲げる動きに関わる筋肉のうち「薄筋」「縫工筋」「半腱様筋」の停止部は腱になっており、脛骨の上部に付着しています。これらの※腱がガチョウの足のように見えるので「鵞足」と呼ばれます。

鵞足炎はこの鵞足に負荷が繰り返しかかることで発症します。普段運動をしない人や運動をしている人で使い過ぎている人に起こりやすいといわれます。マラソン選手やハムストリングスに負荷がかかるジャンプの多いスポーツをしている人に多い傾向があります。

症状が重くなると炎症が高度になり熱感腫脹を伴います。炎症の強いときはアイシングをして休ませる事が大事ですが痛みが落ち着いてきたらストレッチや筋トレを行い鵞足部に負荷がかからないようにします。

※腱とは筋肉が骨に付着する部位の組織の束のことを指し、すじともいいます。有名なのはアキレス腱ですね。

鵞足炎の治療法と予防法

鵞足炎は、膝の曲げ伸ばしの多い人や膝から下を外側にひねる人に多く発生します。当院では、その鵞足を形成する筋肉や影響を与えている筋肉の「硬さ」に着目し、硬くなっている筋肉のしこり「筋硬結」をほぐしていきます。

それに加えてストレッチや矯正を行い、痛みの出ない持続力のある体に改善していきます。症状が重ければトリガーポイント鍼も加えて症状を改善していきます。

鵞足炎は治っても再発しやすい症例の一つです、それは使いすぎが原因にあるからです。なので大切なのはストレッチや筋トレも行い、鵞足部に負担のかかるフォームや癖、使用している靴などを見直すことです。

鵞足炎に効果のある筋トレ

鵞足部の負担を減らすために有効なのは薄筋、縫工筋、半腱様筋の柔軟性を高めることと大腿四頭筋を筋トレで鍛えることです。おすすめの運動を紹介します。

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膝の痛みに影響しやすい要因はありますか？

◎ストレスや睡眠不足

ストレスや睡眠不足が重なると痛みをより感じやすくなると言われています。

◎喫煙と飲酒

タバコの煙は軟骨の主な原料であるコラーゲンの生成に不可欠なビタミンCを激減させてしまいます。喫煙習慣のある人はビタミンCの不足になっているので関節軟骨や半月板が普通の人よりも衰えやすいと言われています。

飲酒によるアルコール摂取は軟骨を弱くすると言われています、ほどほどならともかく大量の飲酒は「糖化」という減少を及ぼします。糖化は体内で糖質とタンパク質が結びつき細胞を劣化させてしまうのです。軟骨が糖化すると弾力性が失われて硬くなります、硬くなると摩耗しやすくなり変形性膝関節症などを引き起こしてしまうのです。