スタッフブログ
歩くと足が痛い、足がしびれるは坐骨神経痛の症状かも①坐骨神経痛とは?
武蔵野市八幡町・関前で交通事故による頭痛の治療なら
らいおんハート整骨院武蔵野 三鷹駅から徒歩20分。
平日・土曜日ともに20:00まで診療しています。
日曜・祝日は17:00まで通しで診療しております。
当院には交通事故による頭痛から根本改善プログラムを受けられる方が多数来院されます。
先日いらっしゃった患者さんで
「歩くと足が痛く、足がしびれる、夜になると足がつる」
などの諸症状を訴え来院された方がおりました。
■お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。
・昔はテニスや山登りが好きでよく運動していたが足のしびれと痛みでできない
・最近姿勢が悪くなっていると鏡を見て気がついた
・身体も硬く前屈で指先が床から10㎝以上離れている
■姿勢や体型チェック
・O脚
■来院動機
去年の秋頃から、ふとした時に足のしびれと痛みを感じるようになり、
整形外科に通うようになったとのこと、脊柱菅狭窄症による坐骨神経痛と診断され痛み止めと湿布を処方されたが症状は一向に良くならないため当院のHPを見て来院されたとのことでした。
63歳:清掃員
■運動検査
最初にお話を詳しく伺いながら、姿勢からチェックしていきます。
腰の可動域から見ていくと前屈で床から指先までの距離が10㎝以上離れているのと後屈の際も20°程度しか曲がりませんでした。
次に腰に手を当てて身体を左右に振ってもらいます(ケンプテスト)
左に振り向いたところ角度によって痛みが発現しました。
■坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、腰椎(脊柱の腰の部分)仙骨(骨盤の中央の骨)の左右から出て足まで伸びていく神経で人間の身体で最も長く太い神経と言われています。
それだけその神経の支配している範囲は広く、お尻、太もも、ふくらはぎ、スネ、足の甲、足裏、足の指まで及びます。
この領域に痛みやしびれが出ることを「坐骨神経痛」とよびます。
坐骨神経痛の特徴として痛みを感じている場所の神経が障害を受けているとはかぎりません。例えば、太ももから足のスネに痛みやしびれがあってもその領域の神経ではなく腰椎の神経根(背骨から左右に枝分かれしている神経の根本)や馬尾(脊髄の下端の神経の束)が刺激されていることが原因となり、その信号が坐骨神経を通じて太もも、スネに症状を感じているといったことがしばしば起こります。
坐骨神経は、お尻、太もも、すね、ふくらはぎ、足裏に鋭い痛みやジンジン響くようなしびれが起こったり、ふくらはぎがはったりと多種多様な症状が起こります。
その他、足先が冷えたり、ほてったりというような感覚の異常もみられます。
症状は片方に現れることが多いですが稀に両側にあらわれます。
坐骨神経の主な症状は次の3つに分類されます。
痛みの特徴として前傾になると緩和する傾向があります。
①神経の付け根が何らかの原因で圧迫され起こるもの
→椎間板ヘルニアにより脊髄神経根が圧迫されることが多い
②梨状筋が原因で坐骨神経が圧迫され起こるもの
梨状筋(仙骨・坐骨から大腿骨の大転子に付着する)
が無理な体勢や使い過ぎにより筋肉が硬くなり神経を圧迫する
③神経の圧迫が原因ではなく内科的疾患により起こるもの
■坐骨神経痛と腰痛との違い
坐骨神経痛は病名ではなく坐骨神経の支配領域に痛みやしびれが出る症状のことをいって腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症が主な原因といわれています。
痛みやしびれが腰に出ていれば腰痛、お尻や太もも、スネ、足の甲、指に出ていれば坐骨神経痛となります。
坐骨神経は、第4、第5腰椎と仙骨から出ている腰仙骨神経叢がまとまってできた神経が膝の裏で総腓骨神経、脛骨神経に枝分かれし足先にまで至る神経です。
太いところは人間の小指くらい程度ほどの太さがあり長さは大人で1m程度にもなります。
■坐骨神経痛放っておくとどうなる?
坐骨神経痛は、放っておいて治る場合もありますが悪化する恐れもあります。若い人に多い腰椎椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛ではヘルニアの治癒と共に良くなることもあります。
気を付けなければならないのは、お尻や下肢に強い痛み、しびれ、排尿障害、お尻がほてるなどの症状がある場合です。治療が遅れると後遺症が残る可能性が高いのでただちに医療機関に受診しましょう!!
■初回の治療
当院では坐骨神経痛の要因として「筋肉が硬さ」に着目しています。スマホやパソコンなどの普及とともにデスクワーク中心で同じ姿勢で過ごすことが非常におおくなっています。
それに伴い首肩、腰に掛かる負担は昔の比では有りません。坐骨神経痛の治療はそのかたくなった筋肉をほぐしていくことから始まります。
硬くなった筋肉をほぐしていくことにより、腰にかかる負担も減り症状が緩解していきます。
当院独自の手技療法MPFでは医学的、生理学的根拠に基づき硬くなっている筋肉を1㎜単位で探り直に圧迫・摩擦を加え直にアプローチしていきます。それによって血液循環を良くし、痛み、硬さ、しびれを改善していきます。
初回の施術でしびれはあるものの、痛みと足の重だるさは3分の1程度軽減したと実感されました。血液循環が良くなっているのでその日は冷やさずゆっくり腰を入浴で温めていただくよう指導しました。
5回目の手術で以前より歩く歩数が増えてきたとのこと、現在16回目の施術を終えテニスも無理のない範囲で行えるようになったそうです。生活指導やストレッチも含め現在継続的に通っていただいております。
今回は「坐骨神経痛」のブログでした。
これらの症状でお困りの方は是非当院に一度ご相談ください。
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