スタッフブログ
つらい腱鞘炎で手首が痛い方へ スポーツ障害
らいおんハート整骨院武蔵野
『スポーツ障害 腱鞘炎』でお困りの方に
今回はスポーツで起こる症状等についてお伝えいたします!!
先日いらっしゃった患者さんで
「テニスのラケットを振る動作で手首が痛い」
と訴え来院した方がおりました。
問診をし、お体を診させていただくと腱鞘炎であることが分かりました。
お話を聞かせて頂くと、このような症状と背景がありました。
・PCを仕事で良く使う事が多い
・スマホを普段良く使う事が多い
・テニスを久しぶりに再開した
■姿勢や体型チェック
・最近猫背気味
・重心が右片側に寄っている。
・よく寝違えを起こす
■腱鞘炎とは
腱は骨と筋肉を繋いで指を曲げ伸ばす働きをしています。
その“腱”を包み込んでスムーズに動けるように調整してくれているのが腱鞘です。
その腱と腱鞘が擦れ合うことにより、
炎症を起こして痛みを引き起こしてしまうのが腱鞘炎です。
■腱鞘炎の原因と腱鞘炎になりやすい人
腱鞘炎は指の使い過ぎで起こる事が多く、
■PC作業を長時間する方
■指を沢山使う楽器を演奏する方
■グリップや手首の曲げ伸ばしの多いスポーツをする方
■糖尿病・腎臓病・関節リウマチの方
に多いと言われます。
また男性よりも女性に起こる事も多くみられ、
出産や月経などで腱を滑らかにするホルモンが低下してしまうことが
原因の一つとして考えられています。
■腱鞘炎の治療法
腱鞘炎の最も有効な治療法は、次の二つです。
① 血液の循環を良くする事
② 筋肉の柔軟性を高める事
炎症は、悪いというイメージもあると思いますが、
痛んだ場所の細胞を修復し、不必要なものを取り除く役目も担ってくれます。
その為に必要な物質を血液が運んでいます。
なので血液循環を良くすることで修復物質も多く運ばれ、治りも早くなるわけです。
それには筋肉の柔軟性が高いほど血液循環が良くなるので
筋肉を硬くしない事が重要なポイントになります。
安静にしているだけでは良くならないのはその為です。
運動検査
ベッドに座ってもらい、親指を包み込むように手を軽く握ってもらい、
手首を上下に振ってもらいました。
徐々に痛みが現れ10秒も持ちませんでした。(フィンケルシュタインテスト)
また背筋を伸ばし姿勢を正した状態で顔を上下左右に動かしてもらいました。
もともと猫背気味でもあり、首の動きも悪く、
特に下に倒していただいたとき首が突っ張り倒しづらそうでした。
また股関節も硬く足も外側に重心が乗っている状態でした。
重心が安定せず、腰や骨盤周りの筋肉も常に緊張し収縮し続けていました。
総合的に腱鞘炎と判断しました。
初回の治療
手首に付近にある、短母指屈筋と長母指外転筋を細部にわたり刺激していきました。
次に首周りの筋肉を細部にわたり刺激していきました。
最後に骨盤周りの筋肉の緊張をとるため骨盤矯正を行い重心の安定を図りました。
最初の治療で手首の痛みも、10段階評価で一番ひどい時が10で
何も症状が無い状態が0だとすると10→6に下がりました。
継続の治療
痛みは大分軽減されているものの、仕事と日常生活などで負担が手首にかかるため
しばらく様子を診ながら通っていただくことになりました。
また腰周りの筋肉も硬いので骨盤や背骨の歪みを
改善・予防し治療していただくことになりました。
日常生活ではあまり無理をせずに趣味のテニスも様子を見ながら、
腱鞘炎が起きている手首周りは冷やないようにできるだけ温めていただくようにしていただきました。
このような症状でお困りの方など
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