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急な足首の捻挫 足を着くのも辛い…とお困りの方!
今回は「足関節捻挫」について紹介します。
足首を捻り足を着くのも辛かった患者さんの症例です。
施術前日の夜に自転車から転倒。着いた左足の足首を捻り外くるぶし付近を捻挫。
重度の捻挫では無かったものの、腫れ、熱感が足の甲付近まで出来た。
歩行時の痛み、片足立ち不可
運動、ストレッチは特に行っていない。
以前から両足に捻挫癖を持っていて、左の足の可動域が異常なほど緩い。
過去の捻挫の時は整形外科での治療はほとんどトレーニングのみ行った。
問診
20代 女性 マッサージ師
・主訴
足首の痛みを取り、歩くのを楽にしたい。
・既往歴
数回足首を捻挫し、そのせいで足首の不安定感がある。
検査
【神経】
しびれは無し、足首から足の甲にかけての痛み
【足関節】
足関節伸展時に痛みが増強、 指の伸展を促したが痛みと恐怖心のため動かせない
【姿勢・体型】
繰り返す捻挫癖により測定での重心のかかり方が不安定。それにより骨盤の傾きと腰の硬さが著名に出ている。
治療
検査を元に必要な施術と患者さんに合わせて治療を行う。
前脛骨筋、下腿三頭筋、長指伸筋、腰臀部
とくに長指伸筋の停止部付近に1~3㎜サイズの硬結を処理
近部に以前から残っていたであろう筋軟化も処理
MPF療法で腰臀部の緊張を改善。
骨盤の矯正を行い前後左右のバランスを整え、またバランスの乱れから足関節の関節内の
バランスを感知する受容器が乱れているため身体の土台となる骨盤を修正。
予防治療も視野に入れ治療を行った。
運動指導、ストレッチ指導:腓骨筋トレーニング、大腰筋トレーニング、中殿筋ストレッチ
再検査
【足関節】
筋硬結の処理と同時に、圧痛と腫れも消失。立ち上がった際の痛みもなくなった。
脚関節伸展10°ほど増加
【姿勢・体型】
骨盤の傾きが原因で足の長さの違いがあったが矯正を足は揃った。
しかし前後の傾きが残ったため継続して治療を行う。
継続治療
患者さんは既往歴から何度も捻挫を繰り返していた。
一度の治療で痛みは取れ、歩く時の痛みも感じない位変化がでたが、
また繰り返してしまう可能性もあるため骨盤の正常な位置を整え
足関節付近の筋肉を緩め足首の不安定性を高めるトレーニングを
指導しながら治療を継続していただくことになった
考察・まとめ
施術前日の転倒により足首の捻挫を起こした。その際歩行時や立ち上がりなどに支障を出した。
元々捻挫癖があった足首は緩く、不安定感があった事に違和感を感じ、検査を細かく行うと
以前から残っている筋病態が明らかになった。
その部分が残っていたため足を着く時に足首を立て直そうとする反応が遅れた。(関節の平行感覚を察知する受容器が鈍くなってる)
そしてそこも同時に治療していくことで今回の痛み
の原因である筋軟化も処理した。軟化がとれた時点で痛みも消えた。
このように、急性の捻挫の場合整骨院の手技の治療で良くなるケースは多いです。
しかし、治す知識と技術を持っていなければ予後に新たな疾患に繋がるリスクもあります。
特に捻挫は痛みが引くと「大丈夫だろう」と思い、治療をしなくなる方も
大勢いらっしゃいます。
腰や肩、首にも捻挫が原因で不良を起こす可能性も少なくはありません。
このようなお悩みを持っている方、一度整骨院に来てお体のチェックや
慢性的な捻挫の治療を行う事をおすすめします。
当院ではスタッフ一同、心よりお待ちしております。
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