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頭痛に関わる筋肉?!胸鎖乳突筋 肩甲挙筋など 頭痛でお困りの方へ‼
胸鎖乳突筋 (側頭部、頭頂部)
起始 側頭骨の乳様突起
停止 胸骨の上、鎖骨内側
作用 同側回旋、左右同時に収縮で前屈
支配神経 副神経、頚神経叢
左右を向いたとき首の前にはっきりと浮き出る筋肉です。この筋肉はデスクワークの時のようなストレートネック状態、軽く首を前に倒した状態になると後ろの筋肉と同じく支え続けなければならない為力が抜けなくなり固まってしまいます。上を向いたとき、横を向くときにこの筋肉が固まっていると引っ掛かり制限を掛けられている感覚から痛みとして表面化することがあります。この筋肉自体に痛みが出ることも有りますがこめかみ、側頭部の痛みを誘発することも有ります。
大後頭直筋(後頭部、頭頂部)
起始 第2頸椎棘突起
停止 後頭骨の下頂線の外側
作用 C1,2の関節の伸展 同側側屈 同側回旋
長時間の同じ姿勢、作用にある伸展に対して前屈前に倒している状態では伸ばされた状態、テンションのかかった状態が持続されるため起始部、停止部付近からその周囲に痛みを出すことがあります。後頭部から頭頂部での痛みにもかかわることがあります。
肩甲挙筋 (後頭部、側頭部)
起始 頸椎横突起
停止 肩甲骨上角の内側
作用 肩甲骨の挙上、左右同時に収縮で頭を後ろに引く
神経支配 肩甲背神経(C4~C6)
デスクワークが中心でストレートネックになっている状態ではこの筋肉にかかるストレスが大きくなる。首が前に倒れることで肩甲骨も上方に引っ張られ見た目は肩が上がっているように見える。加えてパソコンの前にいる事が多い場合はタイピングや事務仕事で腕の重さがこの筋肉に強くストレスをかけてしまう。などの様々なストレスが集中することで緊張が抜けなくなり痛めてしまうリスクが上がってしまう。寝違えた時にこの筋肉を傷めることが多い
肩を抑えながら首を反対側に倒すとストレッチがかかり痛みの予防に繋がる
首のストレッチ
図のように前後左右、振り向く動作をして一番伸びるところで10秒ほどキープしてみてください
3セット程繰り返したら
前に倒したとき両手を頭の後ろで組み首を左右に捻りながら両手で下に引いてみてください。
首の付け根の両サイドが伸びる感覚があれば大丈夫です!
横に倒したときも倒したまま前と後ろに少し傾けることで真横より少し前後の筋肉まで伸びます。
右なら右手、左なら左手で少し引っ張ってもいいです。
痛いまでいかずちゃんと伸びている感覚があれば十分です!
デスクワークのお仕事中でも合間にやって頂ければと思います。
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おすすめの治療方法などが載っています。
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